「山田親どりの会」は,広島県の南西部に位置する府中町山田地区,府中東小学校区内において,子ども見守り活動などを中心に活動する防犯ボランティア団体です。
全国各地で子どもが被害者となる事件が発生するなか,平成14年ころから数名により子どもたちの見守り活動を行っていましたが,平成16年12月より「親どりが子どりをあたたかく抱くように」の思いで,府中町山田町内会が「山田親どりの会」として発足しました。
現在会員は約50名で,府中町山田地区,府中東小学校区の範囲で活動をしています。会員の内訳は,町内会役員,民生委員,老人会,地区住民有志,保護者など多種多様で,主な参加年代は60歳代から80歳代となります。
山田親どりの会は,広島県警察が実施する平成20年度「子どもの見守り活動支援モデル事業」の実施団体に選ばれています。
具体的な活動内容は,府中東小学校の登下校時間帯に合わせた見守り活動となります。見守りは,通学路の拠点6ケ所において防犯用の腕章,帽子,ジャンバーを着用して,3名から6名で拠点において見守りを行うほか,1名が巡回を行っています。
その他には,登下校時間帯に保護者が自宅前において見守りを行ったり,防犯用のジャンバー,帽子などを着用をして犬の散歩を行う,いわゆるワンワンパトロールも行っています。
活動の特徴としては,「小学校の休校日以外毎日見守り活動を行っていること」などがあります。