「青崎中自主防犯ボランティア」は,安芸郡府中町の青崎中地区において,防犯パトロールやあいさつ運動を中心に活動する防犯ボランティア団体です。
同団体は,平成16年歳末を迎え,増加傾向にある犯罪や交通事故を地域ぐるみで未然に防ごうと,減らそう犯罪県民総ぐるみ運動が展開されたのを契機に,府中町行政,広島東警察署の指導と支援を受け,減らそう犯罪運動の一環として「防犯パトロール」を中心とした活動を展開することとし,府中町南部防犯組合連合会のモデル地区として青崎中地区5つの町内会の賛同を得て発足しました。
活動の範囲は,府中町青崎中第1町内会から第5町内会までで,登録者25名が活動しています。年代は50歳代から80歳代,主に,町内会役員,地域住民の有志で構成しています。
具体的な活動としては,毎月第2,第4土曜日の月2回,午後2時から約1時間,青崎中町内会全域を路地裏までパトロールしています。また,毎月17日の少年の日には,子ども達の登校時あいさつ運動を朝7時15分から8時15分まで実施しています。
活動は,毎回10~15人程度で,パトロール中は人目につきやすいように防犯ベスト,防犯用帽子,腕章を着用し,「減らそう犯罪」,「覚せい剤禁止」の幟旗や看板を掲げて実施しています。パトロール中は地域の方々に気軽に声を掛けるなど,地域住民とのコミュニケーションづくりに心がけています。また,活動者の体力を考慮したコースを設定したり,気軽に安心して参加できるように「防犯協会員団体総合保障保険」に加入するなど,いろいろな面に気配りをしながら「安全・安心なまちづくり」を目指して活発な活動を展開しています。