女性部学童安全パトロール隊のメンバー |
「小原地域振興会」では,広島県北部の安芸高田市で大土山の麓に位置する安芸高田市立小田小学校区において,会を中心に防犯パトロールや子ども見守り活動などの防犯ボランティアに取り組んでいます。小原地区は,世帯数600世帯余り,人口1600人余りの地域となります。
平成15年5月,小田小学校に対し,児童に危害を加えるとした内容のFaxが送られ,その後児童が不審者から声を掛けられることなどが発生しました。これらのことにより地域住民の不安感が募ったことから,小原地域振興会の有志数名でパトロールを開始したのが活動の契機となります。その後の平成17年4月,機運が熟したことから地域ぐるみで本格的に子ども見守り活動に取り組むこととなり,パトロール隊発会式を行うとともに,防犯パトロールなどを開始しました。
会員の内訳は,小原地域振興会会員,老人会,地域住民,保護者などで,主な参加年代は60歳代,70歳代となります。
小原地域振興会は,広島県警察が実施する平成20年度「子どもの見守り活動支援モデル事業」の実施団体に選ばれています。
女性部学童安全パトロール隊による,学童への声掛け運動実施 |
(平成20年7月14日) |
具体的な活動内容としては,小学校の下校時間帯に休校日以外の毎日,5人程度で見守り活動を行っている他,登校時間帯の見守りについても月に1回,10人程度で行っています。また,青色回転灯装着車の認定を平成19年1月に1台受け,週1回,下校時間帯の1時間,「不審者情報の提供と学童への声掛け」をお願いしながら,防犯パトロールを行っています。
その他にも,学童参加の地域安全宣言大会を開催したり,標語,ポスターを募集,表彰したりしており,平成17年からは毎年4月中旬に学童安全出発式を開催しています。
地域学童安全パトロール隊(小田小学校「地域公開教育研究会」での安全大会において) |
安全マップの発表(小田小学校「地域公開教育研究会」での安全大会において) |
全児童による「イカノオスシ」披露(小田小学校「地域公開教育研究会」での安全大会において) |