広島県では、「不審者」などの「人」ではなく、「犯罪の被害にあいそうな場所」に着目し、それらの場所を書き込んだ地図を作製する「地域安全マップづくり」活動の普及・定着を推進しています。
この活動は、自分たちの町の危険な場所を調べ、「犯罪の被害にあいそうな場所」を見つけるキーワード「入りやすい」「見えにくい」を理解して、初めて行く場所でも、「ここは安全な場所なのか、危険な場所なのか」を子供自身が判断(危険回避能力)し、それに応じて行動できる力(危険回避能力)を身につけることを目的としたものです。
広島県では、県内の小学4年生の全児童を対象に、この地域安全マップの理論を取り入れたリーフレット「子供の被害防止ガイド『犯罪の被害にあわないために』」を作成しています。
このリーフレットは、「犯罪の被害にあいそうな場所」を判断するキーワード「入りやすい」「見えにくい」を手がかりに、「犯罪の被害にあいそうな場所はどんな場所か」「犯罪の被害にあわないためにはどんな行動が必要か」を判断する力を子供たち自身に身につけてもらうことをねらいにしています。
リーフレットに掲載したものは一例ですが、自分たちの町の見慣れた風景が、キーワードを使ってどのように説明できるか、そして犯罪の被害にあいやすい場所であることがわかった場合、どのように行動すればよいかを授業の中やご家庭で考えるきっかけにしていただければ幸いです。
【ダウンロード】
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)