お休みの日も,どこへも遊びに行けなかったミミちゃん。ミミちゃんの友達は じまん話をしています。 ○「おれな,この前の休みに,とうちゃんと大型ショッピングセンターに行ったん だぞ。前から欲しかったゲーム買ってもらったんだ。一緒にやろうぜ。」 ○「あたしは,アニメのトレーナー。どう似合う?ママとおそろいなのよ。」 ○「ヘヘーン,おいらはローラースケート靴さ!『迷惑かけない所で遊ぶのよ』 ってかあちゃんが いうからさ,【は~い】って素直に返事したら,かあちゃん 『まあいい子ね』って ほっめられちゃってさあ・・・・・へへーン」ミミちゃんは 友達の楽しそうな話を聞いて とてもうらやましい気持ちで心がきゅ~んとなりました。(ミミだって・ミミだって,おとうさんの病気がなおったら,遊びに連れて行ってもらうんだもん・・・)ミミちゃんの顔は,おとうさんに肩車をしてもらった時とちがって暗く 悲しそうな顔になっていました。