【解説】
鎌倉時代(13世紀)の作品。
則房は一文字派の中でも片山の地に移った片山一文字といわれ,逆がかった丁子刃の作風をもって知られる。片山の地は同名が備前にも備中にもあり,古くは備中とされていたが,今は長船近くの片山といわれている。
この作は逆がかった華やかな丁子刃の作風を示した則房作中の代表作で,身幅のある堂々とした太刀姿に,肉置きが豊かで,板目肌の美しい鍛えである。
徳川将軍家に長く伝来したもので,将軍家には近衛家から献じられたともいわれている。
(写真・解説は『国宝の刀剣 ―秀吉,家康の愛刀など―』〔ふくやま美術館編,平成20年〕から引用)
名称 |
太刀 銘 則房 |
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よみがな | たち | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 国宝 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 福山市西町 | |
員数 | 1口 | |
指定年月日 | 昭和28年3月31日 | |
構造形式 | 刃文:大丁子乱 彫物:表裏棒樋角止 | |
法量 | 身長:2尺5寸5分強(磨上),反り:1寸5厘 | |
公開状況 | 特別展等の際,期間限定で公開 | |
交通案内 | ○JR福山駅から西へ約400m | |
関連施設 | 名称 | ふくやま美術館 |
開館時間 | 9時30分~17時 | |
休館日 | 月曜(祝休日の場合,翌日),年末年始 | |
入館料 |
所蔵品展:一般300円(20名以上の団体は2割引,高校生以下無料) |
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所在地 | 福山市西町 | |
電話番号 | 084-932-2345 | |
交通案内 | ○JR福山駅から西へ約400m |