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広島県の文化財 - 紅葉谷川庭園砂防施設

 紅葉谷川庭園砂防施設

【解説】
 弥山から厳島神社の背後に流れくだる紅葉谷川に築かれる。昭和20年の枕崎台風で被災した「史蹟名勝厳島」の災害復旧事業として、昭和23年に着工、25年にしゅん工した。
 砂防と庭園の専門家の協働により、土石流によって堆積した巨石を巧みに利用しながら、紅葉の名所として知られる紅葉谷公園の風景や厳島の歴史的風致との調和が図られた砂防施設である。
 終戦直後の混乱期に、国及び地方政府と連合国最高司令官総司令部が連携して実現した、文化財の災害復旧事業としても貴重である。
 なお本件は、西海橋(長崎県)とならび戦後土木施設として初めての重要文化財指定である。

名称 紅葉谷川庭園砂防施設
よみがな もみじだにがわていえんさぼうしせつ
指定 国指定
種別 重要文化財
種類 建造物
所在地 広島県廿日市市宮島町
員数

1所
(附・関係資料 災害一件 86件)

指定年月日 令和2年12月23日
構造形式 石造及びコンクリート造
法量 延長688.2m
公開状況 常時公開
交通案内 ○宮島桟橋から徒歩約20分 
関連施設  名称 宮島歴史民俗資料館
開館時間 9時00分~17時00分(ただし入館は16時30分まで) 
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、12月26日~31日
入館料
一般 300円(団体210円)
高校生170円(団体120円)
小・中学生以下 無料
高齢者(65歳以上)150円(団体100円)《年齢のわかるもの(免許証等)を提示してください。》
※団体は15人以上
所在地 廿日市市宮島町57
電話番号 (0829)44-2019
交通案内 JR山陽本線宮島口下車、または広電宮島線宮島口駅下車、宮島口桟橋から船で10分、宮島桟橋下船徒歩20分。

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