(写真提供:東広島市教育委員会)
【解説】
安芸国分寺跡にて発見された,木簡,土器等多量の遺物が埋められた大型土坑(どこう)からの出土品一括,全252点。
木簡,土器,瓦,服飾具や祭祀具などで構成され,国分寺(こくぶんじ)建立(こんりゅう)の詔(みことのり)(741年)から9年目である「天平勝宝(てんぴょうしょうほう)2年」(750年)の紀年がある木簡をはじめ,「安居(あんご)」,「齋会(さいえ)」などの仏教行事や,「佐伯郡(さえきぐん)」,「山方郡(やまがたぐん)」など安芸国内の郡名が記された墨書土器,角筆や物指などの木製品が注目される。
これらは,国分寺で勤修された諸法会(ほうえ)で用いた物品や荷札などを一括で廃棄したものと考えられ,当時の仏教行事の一端を示す資料として,学術的価値が高い。
名称 | 広島県安芸国分寺跡土坑出土品 | |
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よみがな | ひろしまけんあきこくぶんじあとどこうしゅつどひん | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 考古資料 | |
所在地 | 東広島市西条吉行(東広島市出土文化財管理センター保管) | |
員数 |
木簡 82点 |
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指定年月日 | 令和5年6月27日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | ||
交通案内 | ||
関連施設 | 名称 | 東広島市出土文化財管理センター |
開館時間 | 9時~16時30分(入館は16時まで) | |
休館日 | 土曜日、日曜日、祝日,12月28日~1月4日 | |
入館料 | 無料 | |
所在地 | 東広島市河内町中河内651番地7 | |
電話番号 | 082-420-7890 | |
交通案内 | ○JR「河内駅」下車 南へ徒歩7分 |