【解説】
姫谷焼は,肥前系の磁器製造技術を持つ陶工市右衛門(?~1670)が焼いた磁器である。17世紀後半のごく短期間焼かれたものであるが,色絵の磁器としては,日本でも早い段階の作品である。紅葉文皿は五客一組,紅葉の一枝を画き,染付青華で下絵を画き,赤,緑,黄色で絵付されている。飛雲楼閣山水文皿は,平縁白磁の中皿に染付の飛雁と流水,樹木は緑と黄色の絵付がなされている。
なお,姫谷焼窯跡(県史跡)から同様の染付部分の破片が出土している。
名称 | 姫谷焼色絵皿 | |
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よみがな | ひめたにやきいろえざら | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 福山市加茂町,呉市 | |
員数 | 6口 | |
指定年月日 | 昭和46年4月30日 | |
構造形式 | 紅葉文の皿5客1組(5口) 飛雲桜閣山水文の皿1口 |
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法量 | 紅葉文の皿/径約16cm,高さ2.4cm 飛雲桜閣山水文の皿/径18cm,高さ2.6cm |
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公開状況 | 非公開 | |
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