【解説】
鎌倉時代(13世紀)の作品。
京粟田口に鍛冶が早い時期から存在したのは『宇治拾遺物語』に「あはたの鍛冶」とあることからも推測できる。鎌倉初期に名工六兄弟を輩出したと伝える。
国清は六兄弟の四男というが,現在作品はごく少なく,作風はほかの粟田口鍛冶に相通じるものである。この作は古雅な健全な作で,ほとんど生ぶ茎で雉子股となるが僅かに伏せている。江戸時代には秋田佐竹家に伝来した。五代将軍徳川綱吉から天和元年(1681)に三代佐竹義処(よしずみ)が賜ったものである。
(写真・解説は『国宝の刀剣 ―秀吉,家康の愛刀など―』〔ふくやま美術館編,平成20年〕から引用)
名称 |
太刀 銘 國清 |
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よみがな | たち | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 福山市西町 | |
員数 | 1口 | |
指定年月日 | 昭和25年8月29日 | |
構造形式 | 刃文:小乱丁子交 | |
法量 | 身長:2尺6寸3分(生ぶ),反り:8分 | |
公開状況 | 特別展等の際,期間限定で公開 | |
交通案内 | ○JR福山駅から西へ約400m | |
関連施設 | 名称 | ふくやま美術館 |
開館時間 | 9時30分~17時 | |
休館日 | 月曜(祝休日の場合,翌日),年末年始 | |
入館料 |
所蔵品展:一般300円(20名以上の団体は2割引,高校生以下無料) |
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所在地 | 福山市西町 | |
電話番号 | 084-932-2345 | |
交通案内 | ○JR福山駅から西へ約400m |