【解説】
甲奴郡地方の若宮信仰は,亡くなった人の霊を氏神とともに祀る祖霊の信仰である。
若宮神像は,木造の立像もしくは坐像で,背部等の墨書によると享保18年(1733)から文政9年(1826)頃の間に制作されている。合祀若宮木札は霊代として使われ,板に墨書したもので天保3年(1832)から大正10年(1921)に作られている。石造若宮霊璽(せきぞうわかみやれいじ)は霊代で文久2年(1862)の建立である。祖霊社棟札(それいしゃむなふだ)は,氏神社の境内に建立された祖霊社の明治13年(1880)の再建棟札と明治38年(1905)の屋根葺替棟札である。
この資料は,この地方の特色ある民衆の信仰生活の様相をよく伝えている。
名称 | 階見の若宮信仰資料 若宮神像48躯 合祀若宮木札11枚 石造若宮霊璽1基 祖霊社棟札2枚 附祖霊社1棟 |
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よみがな | しなみのわかみやしんこうしりょう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 有形民俗文化財 | |
種類 | ||
所在地 | 府中市上下町 | |
員数 | 62点 | |
指定年月日 | 平成7年1月23日 | |
構造形式 | 木造の立像,坐像,木札,棟札,神璽 | |
法量 | 像高/34.3cm~15.1cm | |
公開状況 | 非公開 | |
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