【解説】
福山市内の広い範囲で伝えられている「はねおどり(胴鉦)」の一種である。
かつては雨乞い等でも踊られていたが,現在は蔵王八幡神社の秋季例大祭及び前夜祭で踊られている。
「道行」「宮巡り」「せぐり」「打ち込み」の4種類の曲調があり,鉦,諫鼓(かんこ),大胴(おおど)の3種類の打楽器を用いて演奏する。
「せぐり」「打ち込み」では,踊り手は円陣を組み,楽器を奏でながら,名前の由来となった「はね」あがるような所作をまじえて踊る。「打ち込み」では,中唄も唄われる。
古記録から,江戸時代後期(19世紀前半)には,蔵王町周辺で同種のおどりが踊られていたことが明らかであり,隊形や所作も江戸時代後期の形態をよくとどめている。
名称 | 蔵王のはねおどり | |
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よみがな | ざおうのはねおどり | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 無形民俗文化財 | |
種類 | ||
所在地 | 福山市蔵王町・南蔵王町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 平成20年2月28日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 10月第3土曜日の夜及び翌日曜日 蔵王八幡神社 |
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交通案内 | ○バス停「広尾」から北へ約650m | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |