【解説】
主屋の東南方に位置する。桁行(東西)3.1m,梁間(南北)1.8m,寄棟造,桟瓦葺で,西側の石造井戸と東側の石敷の洗い場を覆っている。洗い場側の東面の柱は礎石建とし,南北両面には差物,東西には上下を開けた腰壁を入れて,強度を高めている。
この建物は,『操出記録(とりだしきろく)』の慶応4年(1868)の項に見える「表之井戸上屋」に相当するとみられ,同年5月の大雨で破損し,6月に再建されている。当家の近世における生活様態の一端を示しており,建築年代が判明する井戸屋形としても貴重な例である。
名称 | 信岡家住宅井戸屋形 | |
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よみがな | のぶおかけじゅうたくいどやかた | |
指定 | 国登録 | |
種別 | ||
種類 | 建造物 | |
所在地 | 福山市新市町 | |
員数 | 1棟 | |
指定年月日 | 【登録年月日】平成20年4月18日 | |
構造形式 | 木造,桟瓦葺 | |
法量 | 建築面積5.6平方メートル | |
公開状況 | 外観公開(ただし敷地内立入禁止) | |
交通案内 | ○JR福塩線「戸手駅」から北西に約450m | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
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