令和元年７月６日（土曜日）平成３０年７月豪雨災害犠牲者追悼式に参列しました

９時００分から坂町，１０時０５分から呉市，１３時００分から熊野町において，それぞれ執り行われた平成３０年７月豪雨災害犠牲者追悼式に参列しました。
本県では，平成３０年７月３日から８日にかけて，わずか６日間で７月の過去の最大月間降水量を超える雨量を記録するなど，県内各地で観測史上初となる記録的な豪雨に襲われ，多くの人的被害や物的損害など，戦後最大級の被害がもたらされました。
突然の大災害により命を落とされた方の無念さと，最愛の御家族や御親族，大切な御友人を失われた方々のお気持ちを思うと哀惜の念に堪えません。
ここに改めて衷心より哀悼の意を奉げますとともに，被災された全ての皆様に心からお見舞い申し上げます。
また，お互い支え合いながら，生活の再建に，まちの再生に懸命に取り組んでこられた被災地域の皆様お一人おひとりの御努力に感謝申し上げます。
あの日から１年，県ではこれまで被災された方々の生活再建，県民生活や経済活動の日常を取り戻す取組を最優先で進めるとともに，この未曾有の災害から速やかに復旧・復興し，更なる発展に向けて全力で取り組んでまいりました。
発災直後から国，市町をはじめ，あらゆる方々の取組・御支援により，主要なインフラは順次回復し，着実に復旧・復興が進んでおります。
しかしながら，被災された方々は，今でも，新たな災害への不安や大切な家族を失い，将来の展望を描けなくなったことによる不安を抱えておられることと思います。
このような現状を受け止め，これまで以上に，お一人おひとりに寄り添った支援を行っていかなければなりません。このため，被災された方々が誰かに寄り添ってもらっているという安心感を抱いていただけるよう，市町ともしっかりと連携し，個別訪問や健康調査などを実施いたします。
また，インフラ復旧工事を優先度の高い個所から着実に実施するとともに，被災された方々や地域住民の皆様にとって，今後の見通しが立つように，きめ細かな情報提供を行ってまいります。引き続き，被災された方々の生活再建と心のケアを第一に地域コミュニティの再生支援や産業基盤の創生，公共インフラなどの復旧に全力で取り組んでまいります。
終わりに，犠牲になられた方々の御霊が安らかでありますように，お祈り申し上げますとともに，御遺族の皆様の御平安を心から祈念いたします。

【坂町での追悼式の様子】


【呉市での追悼式の様子】


【熊野町で追悼式の様子】