8月21日(水曜日)から22日(木曜日)の2日間,「国際平和拠点ひろしま構想推進委員会」と「ひろしまラウンドテーブル」を開催しました。
構想推進委員会では,核兵器のない平和な世界を実現するため,今年3月に策定した「国際平和拠点ひろしま構想推進計画」や,今後,本県が重点的に実施すべき取組の方向性などについて,核軍縮を取り巻く情勢を踏まえ,大変貴重なご意見をいただきました。こうしたご意見を踏まえ,今後の県の取組として具体化していきたいと思います。
また,ラウンドテーブルには,日,中,韓,豪,米,スイス,スウェーデン,ロシア,英国から,これまでで最多の24名の方にご参加をいただき,「「非核化をどう進めるか」-東アジアの非核化と核依存からの脱却―」をテーマに,長時間にわたって,時には意見をぶつけ合いながら,大変熱心にご議論をいただきました。特に今年は,「議長声明」に併せて,核軍備管理・軍縮・不拡散協定を堅持し,さらに前進させ,平和と安定を維持するため,「緊急アピール」もまとめていただきました。今後,できるだけ早いうちに,今回まとめた「議長声明」及び「緊急アピール」の実現を,外務省及び各国政府に働きかけていきたいと考えています。
ご参加いただいた皆様方には,2日間にわたり,本当にありがとうございました。来年は被爆75周年にもあたる節目の年であり,次回のNPT運用検討会議は,是非とも成功させなければなりません。皆様方には,今回の議論の成果をできるだけ多くの方に発信,働きかけを行っていただくなど,引き続きの御協力をお願いいたします。
【国際平和拠点ひろしま構想推進委員会】
【ひろしまラウンドテーブル(全体会・分科会)】
【記者会見】
【公開プログラム(ひろしまレクチャー)】
【核軍縮研究国際ネットワーク会議】