本日から新たな宮島口旅客ターミナルの供用を開始することとなり,9時30分,供用記念式典を行いました。
宮島口地区は,世界文化遺産「嚴島神社」を有する宮島の玄関口であり,国内外から450万人もの方々が利用する重要な交通結節点です。魅力ある未来と世界へつなぐという理念のもと示された宮島口地区まちづくりグランドデザインにより,住民,民間事業者,行政が連携して,まちづくりを推進しているところです。本日供用を開始した旅客ターミナルは,明るい和の雰囲気で,大屋根の下に小さな箱を配置した入れ子構造が特徴です。また,木のまち廿日市を感じる杉板張りの天井など,県産の杉をふんだんに使っており,利用される方々が,心地よく,快適に利用できる施設です。
ここ,宮島口地区が,本県の主要な観光交流拠点となり,世界各国から訪れる人々に,風光明媚な瀬戸内海をはじめとした本県の多彩な魅力を楽しんでいただけるものと確信しています。