令和3年広島県議会5月5臨時会が始まりました。
新型コロナウイルス感染の急拡大を「早く,深く,短く」抑え込み,早く日常生活を取り戻すために,この度,補正予算案を編成いたしました。 「感染拡大防止対策」につきましては,集中対策期間の開始以降,さらに感染拡大の勢いが増し,県内の広範囲の市町において,感染者数が拡大していることから,県内全域の飲食店等に営業時間の短縮を要請し,協力店舗に対する支援を行います。加えて,「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」の実施区域への指定に備え,大規模施設等に休業や時短の要請を行う際の支援などに必要な経費を確保するものでございます。
次に,「緊急的な措置への対応」といたしまして,今後の不測の事態に対応するため,予備費を計上しております。
これらの結果,一般会計の歳入歳出補正予算額は,583億8,496万円となり,本年度予算の累計額は,1兆1,562億9,261万円となります。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止につきましては,県民及び事業者の皆様に御不便をおかけいたしますが,今の危機的状況を乗り切るためには,県民の皆様と一丸となって徹底的に取り組み,感染者と接触する機会を削減することが,最も有効な予防策でございます。感染の急拡大に歯止めをかけ,県民の皆様の命と暮らしを守るため,引き続き全力で取り組む次第でございます。
慎重に御審議いただき,適切な御議決をくださるよう議会の皆様へお願いいたしました。