令和４年７月２８日（木曜日）から２９日（金曜日）全国知事会議に出席しました
７月２８日（木曜日）から２９日（金曜日）にかけて，奈良県において全国知事会議に出席しました。
会議に先立ち，２８日早朝に，安倍元総理大臣が銃撃された現場において，有志の知事により弔意を表明してまいりました。
その後，２日間にわたり，全国知事会議に出席しました。３年ぶりの対面形式の開催となった今回の会議では，新型コロナウイルスの新たな変異株の感染拡大防止や，デジタル社会の実現，地方分権改革の推進など，多岐にわたる課題について議論を交わし，日本経済団体連合会との意見交換や２０２５年の大阪・関西万博に関する意見交換も行いました。これらの議論や意見交換を踏まえ，全国知事会として，「奈良宣言」をはじめ多くの提言や決議を取りまとめました。
会議の中で，私からは，
・デジタル社会の実現に向けては，地方でデジタルの供給力とデジタルを使いこなす力を育て，実装への挑戦を促すことが必要であること，
・地方を挑戦の場に変革していくためには，高いＱＯＬ（生活の質）を含めた地方が持つ様々な資源を生かした施策による「ＬＸ（ローカル・トランスフォーメーション）」を実践することが重要であること
など発言しました。
また，全国知事会議では初の試みとして，３つのテーマについて知事によるセッションが開催され，私は「ＬＸとデジタル田園都市国家構想」をテーマとしたセッションの座長を務めました。有識者として，デジタル副大臣の小林史明様，東京大学未来ビジョン研究センター客員教授の西山圭太様，そして株式会社三菱総合研究所研究理事の武田洋子様をお招きし，他の参加知事とともに活発に議論を交わしました。セッションの最後には，地方を挑戦の場に変革していくために，デジタルの力をうまく活用しながら，地域が持つ様々な資源や特性を生かしたＬＸローカル・トランスフォーメーションを実践するという内容のアピール文を取りまとめることができ，大変有意義な議論ができました。
【会議の様子】
【セッションの様子】
