午前,三菱重工業株式会社機械・鉄構事業本部での大型機械組立工場竣工式に出席しました。今回完成したのは,コンプレッサや製鉄機械等の大型部品を加工・組立する工場とのこと。この工場の竣工によって,各種製品の製造能力が大幅に増強され産業機械の大型化という業界ニーズに的確に対応することで,本県のものづくり技術の水準の高さが広く再認識されることと思います。
午後,連合広島の伊丹幸男会長が来庁され,「2010春季生活闘争に関する政策制度要求」として,春季生活闘争時における,賃金や労働時間,雇用の安定・確保,労働法の遵守等に向けた取組を骨子とした政策・制度について要請に来られました。
18時から,平和記念資料館東館で開催された「東ティモール民主共和国ラモス・ホルタ大統領との対話-核兵器廃絶と平和構築を目指して」に出席しました。ラモス・ホルタ大統領による基調講演の後,お二人の被爆者の方や平和活動に取り組んでいる学生さんを含めた対話集会がありました。私は,戦略核兵器は現実の痛みを伴わない机上の理論であり,核兵器は持たない,使わせないという世論を確立することが,その痛みを知る広島の役割であること,そして,いかにして,国どうしの不信の原因を除去し信頼関係を構築するかが重要とお話しました。