今日は,土曜日から3日間にわたって行われている「事業仕分け」の最終日です。14時過ぎから,今回の仕分けでご協力いただいている構想日本の加藤秀樹代表と懇談しました。構想日本の皆さんをはじめ,今回,長時間にわたり県の事業に対して様々な視点で意見をいただきありがとうございました。
仕分けの結果,総数105件のうち,「不要」と判断されたもの22件(全体の21%),「要改善」55件(52%),「現行どおり」22件(21%)などとなりました。財政が苦しい状況の中,不断の見直しが求められている現状を考えると,「現行どおり」22件は,以外に多かったかなと感じました。
3日間の会場参加者数は延べ780人,インターネット視聴件数は44,692件,そのほかテレビや新聞などのニュースや記事を通じて仕分けの様子をご覧になった方もたくさんいらっしゃると思います。この3日間で多くの皆さんに県政への関心を持っていただけたのではないかと思います。事業仕分けの中でいただいた貴重な意見は,今後の事業の選択や実施にしっかりと活かしていきたいと思います。
18時過ぎ,原爆ドーム周辺で行われた,国際平和デー記念キャンドルの点灯式に,ユニタール広島事務所のメヒヤ所長,広島市の秋葉市長さんなどと一緒に出席しました。広島青年会議所60周年記念事業として行われたもので,多くの子どもたちも点灯式に参加していました。
子どもたちをはじめ,皆さんには,「原爆ドームのこの場所に立って,被爆直後,ここで何が起きていたか,また現在,世界で起こっている紛争などの現状を想像してみてください。そして,平和のために何ができるのかを自主的に考え,そして実際に行動する。できることから実行することが明るく豊かな広島,平和な世界を創造する第一歩になります」といった趣旨の話をさせてもらいました。今日,参加していた子どもたちも,今日のような活動の中から,何かを学んでくれたはずです。