10時00分,広島呉道路四車線化事業着工式に出席しました。
広島呉道路は,平成8年に全線開通して以来,本県の中心都市である広島市と呉市を結ぶ大動脈として,広域連携の強化や物流の効率化などの重要な役割を担ってまいりました。こうした中,平成30年7月豪雨では,県内の道路ネットワークに甚大な被害がもたらされ,この広島呉道路におきましても,国道31号線,JR呉線とともに寸断され,県民生活や経済活動等に大きな影響が生じました。
本県では,この災害において,平常時・災害時を問わず,安定して機能する人流・物流ネットワークの重要性を改めて痛感し,一日も早い広島呉道路の四車線化について,関係自治体とともに国土交通省へ強く要望してきたところです。
本日,こうして工事着手を迎えられたことにつきましては,誠に喜びに堪えません。関係される皆さまのご尽力に敬意を表しますとともに,心より感謝を申し上げます。
今後とも,安心・安全を支える県土の強靭化を進めるとともに,広島県の強みを生かしながら,魅力ある持続可能な県土づくりに全力で取り組んでまいりたいと思います。