11時00分、広島―ICANアカデミー2024の参加者の皆さまがいらっしゃいました。
第6回を迎える広島―ICANアカデミーは、核兵器と安全保障に関する研修を通して、
世界に具体的に貢献し、グローバルに活躍できるリーダーの育成を目指して開講しています。
「核兵器廃絶の信念」と「復興への確信と未来への希望」という二つの象徴を持つ
ここ広島に集まり学んでいただけることを大変喜ばしく思います。
この度は、平和記念資料館への訪問や被爆者との対話を通じて、
被爆の実相を目の当たりにされたと聞いております。
たった一発の核兵器が、一瞬にして人々の尊い命や生活を理不尽に奪い去り、
現在に至るまで生存者を精神的にも肉体的にも苦しめていることを感じられたかと思います。
今年、被爆者の「二度と同じ過ちを繰り返してほしくない」という思いが、
日本被団協のノーベル平和賞受賞という形で、世界に評価されることとなりました。
その思いを受け継ぎ、平和に向け国際社会を導くリーダーとして成長していただくことを期待しています。