みよし公園・びんご運動公園・せら県民公園の県立3公園では地域から愛される公園を目指しています。その一環として,公園サポーター制度の導入を検討しており,導入に先立ち,サポーターの活動内容等を周知し,参加対象となる民間事業者や地域住民等の意見を広く集めるため,公園サポーター体験イベントを実施しました。
参加された皆さんからの意見等を踏まえ,わくわくする公園づくりを実現するための制度を検討してまいります♪
令和4年度に実施された体験イベントの状況を報告します。
○びんご運動公園でのサポーター体験状況(令和4年12月4日)
○みよし公園でのサポーター体験状況(令和4年12月10日)
○せら県民公園でのサポーター体験状況(令和5年3月19日)
日時:令和5年3月19日(日曜日)
内容:ヒョウモンモドキ生息地整備,生き物観察
参加:6グループ,2企業(広島銀行・日東電工(株))
協力:せら夢公園サポーターズクラブ・マルベリークラブ・ヒョウモンモドキ保護の会
2 ヒョウモンモドキ生息地整備作業
現地で,世羅台地の特性やヒョウモンモドキについての説明,作業内容の説明がありました。刈り草の集積や小さな木の伐採作業です。ヒョウモンモドキの餌となる,キセルアザミを踏まないように,気をつけながらの作業が必要です。
説明後,それぞれ割り振られた担当場所で作業。作業の合間にも,サポーターズクラブやマルベリークラブの皆さんから生き物や植物の名前などを教えていただきました。
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参加した子供達は,疲れた様子もなく,ずっと興味を持って観察に取り組んでいました。
4 集合写真
日時:令和4年12月4日(日曜日)
内容:椿の森の森林育成(剪定作業),木工教室
参加:6グループ,1企業(丸善製薬(株))
協力:大信産業(株),尾三地方森林組合
1 今日の作業に関する説明・注意事項を口頭で説明
椿の森を再生するために,椿を大きく育てるための剪定を行いました。下の方に生えている,日が当たらない枝を事前に切り落としていきます。
説明にご協力いただいたのは,大信産業(株)緑化部で樹木医でもある村上さん(左)と尾三地方森林組合竹内さん(右)
2 椿(つばき)剪定の実演
正しい場所を剪定すれば,椿は美しく成長していきますが,逆に誤った剪定をしてしまうと,そこから枝が腐っていきます。実演説明を全員で確認しました。
3 各自で剪定作業の実施
作業が始まると,全員が思い思いの場所で剪定作業を開始。樹木医の村上さんや森林組合の方などからのアドバイスをいただきながら,剪定しました。
4 作業終了後の集合写真
5 自動草刈り機の見学
「椿の森」近くの芝生で自動草刈り機の実演状況を見学。あらかじめ地面に張ったワイヤーの範囲内を自動で草刈りしていきます。掃除機のルンバのよう。技術の進歩を体感しました。
実演は,大信産業(株)にご協力いただきました。
6 木工教室
場所を屋内(視聴覚室)に変えて,木工教室。どちらかというと,大人の方が夢中になって作品を作っていました。
日時:令和4年12月10日(土曜日)
内容:あじさいの森の森林育成(伐採作業)
参加:5グループ,2企業(大栄重機(株),マツダ(株))
協力:一般社団法人 広島県造園建設業協会
1 「森のはたらき」について説明
あじさいの森の育成作業にあたり,事前に「森のはたらき」について(一社)広島県造園建設業協会からご説明いただきました。
2 今日の作業に関する注意事項の説明・準備
現地のあじさいの森にて,作業に関する注意事項の説明と準備をしました。
3 各自で伐採作業の実施
作業が始まると,全員が思い思いの場所で伐採作業を開始。(一社)広島県造園建設業協会の方々からアドバイスをいただきながら,伐採しました。
4 作業前と作業後の比較
うっそうとした森に陽射しが差し込みました。
▲作業前1
▲作業後1
▲作業前2
▲作業後2
5 作業終了後の集合写真
作業終了後は達成感でいっぱい!みんなでガッツポーズ!