令和3年10月31日(日)に,庄原市東城町のヤマモトロックマシン旧自治寮(写真左)とオンラインで結んで,広島県まちなみづくりネットワーク未来勉強会を開催しました。
この勉強会は,広島県魅力ある「まちなみづくり」支援事業のモデル地区における,これまでの取組の成果等をまちなみづくりに取り組む関係者と共有し,地域間のネットワークづくりを後押しすることを目的としています。
勉強会には,「まちなみづくり」支援事業のモデル地区のまちづくり団体をはじめ,県内,及び近隣県のまちなみづくりに取り組む団体や個人20数団体にご参加いただきました。
日時:2021年10月31日(日)13:30~16:15 場所:みなさんのパソコン ※東城会場:ヤマモトロックマシン旧自治寮 参加者:
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平成26年度より進めている街道東城路地区をはじめとするモデル地区でのまちなみづくりの取組を広島県よりご紹介しました。
東城路まちなみ協議会 街並み景観創出部会長 樫原さんから,東城路のまちなみや特徴的な建物,これまでのまちなみづくりの取組をご紹介いただきました。
【講師】 山本 玲子(特定非営利活動法人全国町並み保存連盟事務局長)
全国町並みゼミの開催など,全国町並み保存連盟の活動や,各県のまちづくり団体のネットワークの動きなどを紹介していただきました。
【講師】 中村 泰典(特定非営利活動法人倉敷町家トラスト代表理事)
倉敷の町並み保存の歴史と町屋の再生などのNPOの活動についてご紹介いただくとともに,備中町並みゼミや定例会の開催などの備中町並みネットワークの活動について紹介していただきました。町並み保存は古いものではなく,実は既に未来のまちを体現した「持続可能なまち」を実現する手法であるとのメッセージをいただきました。
【講師】 平井 敦子(一般社団法人木綿街道振興会専務理事,事務局長)
平成13年より携われている木綿街道のまちづくりについて,活動の紹介に加え,ご自身の経験から活動の継続のために何に取り組んでいけばよいか,心構えも含め,重要なアドバイスをいただきました。
【モデレーター】
藤田 盟児(奈良女子大学教授,広島県・山口県文化財審議委員)
奈良女子大学の藤田教授にモデレーターをしていただき,地域間のネットワークのつくり方や,まちづくり事業の事業化とまちの持続性などについて,講師のみなさまと語っていただきました。