忠海地区の第3回ワークショップを平成29年10月1日(日曜日)に竹原市忠海町にある忠海公民館にて開催しました。
忠海の将来像を実現するために,今,それぞれができること
忠海地区の目指すまちのコンセプトとして,事務局より『多彩な資源に恵まれてシンプルで豊かな暮らしを実現する忠海スタイル』が提示され,この案をもとにワークショップメンバーで,意見交換を行い,忠海の将来像を共有しました。
前回ワークショップで,宮床海岸や海辺、忠海西小跡、内堀公園や古民家活用プロジェクトが進む吉田屋などを活用したアイディアが多く出ました。そこで,今回ワークショップまでに,将来像実現のための具体的なプロジェクトを募集し,10個のプロジェクトの提案がありました。
『忠海グルメガイド~マルチリンガル版~』
わかりやすく魅力的なグルメガイドの作成(多言語対応,店主のこだわりなどを情報発信)。
⇒海外から観光客との国際交流の機会が増加し,魅力の発信・賑わい創出。
『サイクリング&マリンスポーツタウン忠海構想』
サイクリストなどをターゲットに,新しいサイクリングコースの提案や,宿泊機能を備えた拠点を整備し,レジャーの場を提供。
⇒スポーツを通じ,まちの活気を復活。宿泊施設があることで多様なライフスタイルの提供(新たな経済活動・雇用の機会の創出)。
『マンガ図書館『Café Yoshidaya』
古民家活用プロジェクトが進む吉田屋にマンガを置き,こども達が気軽に集いマンガを楽しみ,子育て世代のお母さんたちは,のんびりお茶をして過ごせる場を提供。
⇒マンガやお茶をきっかけに,幅広い世代での交流が生まれ,居心地の良い空間を創出し,地域住民や観光客に温かい雰囲気を与える。
などなど・・・
提案されたプロジェクトには,共通する「活用したい地域資源(内堀公園・吉田屋・宮床海岸など)」,「ターゲット(観光客・地域住民など)」などのいくつかのまとまりで,実験的に1日でも形にして動いてみては!?とのアドバイスをいたただきました。
そこで,期間限定の「実験的取り組み」を行うこととなりました。
◆実験的取り組み
【目的】
・まちなかを回遊し,忠海を味わってもらうこと
・まちなかで楽しく自分らしく過ごしてもらうこと
【エリア】
忠海駅から内堀公園周辺
実験的取り組みは,プロジェクト提案者などプロジェクトの主軸となるワークショップメンバーを中心に集まり,取り組み内容や役割分担などを決定していく予定です。
今後は,コンセプトをもとに目指す将来像を共有しながら,「すぐにできること」と「少し時間をかけて検討していくこと」を取組みながら,具体的な取り組みや体制を示した忠海魅力あるまちなみ形成計画を作成する予定です。
忠海まちづくり通信第6号 (PDFファイル)(2.34MB)
次回のワークショップは来年3月に実施する予定です。
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