株式会社ププレひまわり

株式会社ププレひまわり

会社概要

中途採用を通して、自社にはないノウハウを得られる
新しい分野への挑戦に力を発揮してほしい

人事総務部次長　竹垣隆裕さん
人事総務部　マネージャー　田頭佳代さん

事業内容を教えてください。

大型ドラッグストア「スーパードラッグひまわり」の運営を主力に、併設する調剤薬局「ひまわり薬局」の調剤事業、フェイシャルエステ事業を手掛けています。
広島、岡山、兵庫に展開し、2015年12月には四国で初となる愛媛にも進出しました。 

県のプロフェッショナル人材確保支援事業を利用して、どのような人材を採用しましたか？

同業大手で店長や新店舗の立ち上げを経験した３８歳の方を採用しました。
当社はドラッグストア９５店舗（２０１６年１月時点）を展開していますが、さらなる店舗展開を進めたいと考えています。
これまでは車で来店しやすい郊外立地で事業を拡大してきましたが、これからは駅前や駅ビル内への出店を計画しています。
車でのお客さまと、電車やバス利用のついでに買い物されるお客さまでは、お買い物のときの消費行動が異なります。
その分野での実務経験を当社で生かしてもらいたいと考え、採用に至りました。
現在、既存店舗の業務に慣れてもらっている段階です。協調性が高く、前職での豊富な経験を持っているにもかかわらず、当社のやり方を素直に受け止めてくれています。同じ店で働く従業員からは働きやすいと報告を受けています。
近く店長になり、その先にいよいよ、当社が目指す駅前立地への出店で力を発揮してもらいたいです。
まだ挑戦したことがない分野のため、活躍に大いに期待しています。

プロフェッショナル人材の必要性をどう考えますか。

当社も日々努力してノウハウを積み上げていますが、やはり他社が持つ知識、技術には大きな価値があります。
自社だけでは得られないノウハウを得られるのは、事業拡大において重要な要素です。
これまでの採用活動は新卒者中心で、中途はハローワークを利用して県内の方を不定期に採る程度でした。
県外在住の方は、遠いというだけで入社してもらうのは無理だろうという固定概念を持っていたためです。
しかし、このたびの県の事業を利用したことで、優秀な県外在住者であっても採用できると、大きく意識が変わりました。
今後は中途も積極的に取り組みたいと考えています。

欲しい人材像を教えてください。

ドラッグストアに興味があることが最低条件です。
お客さまに寄り添った接客ができることも必要なので、人とかかわることが好きな人が望ましいです。
また、ドラッグストア業界は今後大きな変化が予想されるので、その変化を素直に受け入れ、柔軟に対応できることも重要だと考えます。
素直にこれまでのノウハウを吸収することと、新しいことにどんどん挑戦していくことは相反するかもしれませんが、そのバランス感覚を持った人材が欲しいです。

 会社の今後の展望を教えてください。

ドラッグストアは店舗数が急増しています。
広島県内だけで営業する店舗もあれば、全国でチェーン展開している店もあり、入り乱れている状態です。
当社は、全国チェーン店のような画一的な経営ではできない、とにかく地域のお客さまに支持されるドラッグストアであることを、第一に考えています。
そのためにも、いろいろなノウハウを持った人材を受け入れていきたいです。

これからプロ人材を採ろうと考えている企業経営者にメッセージをお願いします。

当社はこれまで中途採用に消極的でした。
何色にも染まっていない新卒者など若者を採用して、「ひまわり」の文化を伝えていきたいと思っていました。
しかし、今回の採用を通して、やはりそれだけではいけないと感じました。
自社にはないスキルを持った方に入社していただき、当社の文化と融合して、さらに新たな文化をつくっていくことは、価値のあることです。
新しい人材が、新しい風を起こしてくれるはずです。