令和5年度第1回『さとやま未来円卓会議』を開催しました
印刷用ページを表示する掲載日2023年9月6日
中山間地域の課題解決に取り組む「ひろしま里山・チーム500」登録者の活動の継続と発展を図るため、令和5年8月8日(火)に、行政機関や経済団体、大学などで構成される「さとやま未来円卓会議」の令和5年度第1回会議を、オンラインも活用したハイブリッド方式で開催しました。
円卓会議では、「ひろしま里山・チーム500」登録者3名が、中山間地域の課題解決に向けた取組を発表され、これに対して構成団体からは助言や情報提供が行われました。
円卓会議では、「ひろしま里山・チーム500」登録者3名が、中山間地域の課題解決に向けた取組を発表され、これに対して構成団体からは助言や情報提供が行われました。
活動実践者によるプレゼンテーション
「里山の美しい風土・文化・技術を次世代に繋いでいくために」(延原真由子さん)
延原さんは、三次市で2021年に、地域の風土や文化を次世代に繋ぐため、地域づくりチーム「Teto teto」を結成しました。引継ぎ手のいない製茶工場を受け継ぎ、耕作放棄地を活用して、はぶ草茶やほうじ茶等の栽培・加工を行っています。
現在製造している地域資源を活用した加工品の売上を伸ばすことで、地域雇用の増加につなげ、一人一人の強みを生かして地域貢献ができる仕組みづくりを行いたいという想いに対し、構成団体からは、商品の認知度向上や販路拡大に向けた制度の紹介、新たな課題の指摘とその解決方法の提言といったアドバイスがありました。
現在製造している地域資源を活用した加工品の売上を伸ばすことで、地域雇用の増加につなげ、一人一人の強みを生かして地域貢献ができる仕組みづくりを行いたいという想いに対し、構成団体からは、商品の認知度向上や販路拡大に向けた制度の紹介、新たな課題の指摘とその解決方法の提言といったアドバイスがありました。
「食の情報を可視化して食卓を豊かに」(佐々木有紀子さん)
佐々木さんは、フードコーディネーターや食品表示診断士等の資格を活かし、中山間地域の産物を活用し新たな付加価値を生み出そうとする活動者の、様々なニーズに応じた総合的なサポートを行っています。
自身の活動の認知度を向上させ、支援を必要とする事業者に対し、長期的に一貫したサポートができる機会を増やすことで、中山間地域の食の魅力発信や新たな特産品開発に繋げたいという想いに対し、構成団体からは、幅広い支援先の確保等に関する助言や、支援をする際に活用の可能性がある制度の紹介などのアドバイスがありました。
自身の活動の認知度を向上させ、支援を必要とする事業者に対し、長期的に一貫したサポートができる機会を増やすことで、中山間地域の食の魅力発信や新たな特産品開発に繋げたいという想いに対し、構成団体からは、幅広い支援先の確保等に関する助言や、支援をする際に活用の可能性がある制度の紹介などのアドバイスがありました。
「JINSEKIBASE移住促進プロジェクト~キャンプで「神石高原町」を変える~」(岸本恭子さん)
岸本さんは、地域の方々と協働して、『JINSEKIBASE』の名を冠する、神石高原町の産品を使用したキャンプ向け商品を開発し、神石高原町がキャンプに適した地域であると知ってもらい、実際に足を運んでもらうことで、関係人口や移住者を増やす取組を行っています。
今よりも幅広い活動を行い、神石高原町が「キャンプの聖地」として認知されることで、地域への興味関心を高め、移住者を増加させたいという想いに対し、構成団体からは、資金調達や販路拡大といった課題の解決に係る制度の紹介や、大学生との協働に向けた連携の可能性についての提言などがありました。
今よりも幅広い活動を行い、神石高原町が「キャンプの聖地」として認知されることで、地域への興味関心を高め、移住者を増加させたいという想いに対し、構成団体からは、資金調達や販路拡大といった課題の解決に係る制度の紹介や、大学生との協働に向けた連携の可能性についての提言などがありました。
今後とも、円卓会議の開催により、中山間地域の課題解決に取り組む「ひろしま里山・チーム500」登録者の活動の継続と発展につなげていきたいと考えています。