広島市内で救急搬送された熱中症患者数は,10年あたり約230人のペースで増加しています(図1)。
日最高気温が29℃程度から患者の発生に増加傾向が見られ,31℃,32℃を超えると急激に増加する様子が観察されています(図2)。
広島市の真夏日(日最高気温30℃以上)日数は増加傾向にあり(詳しくはこちら),今後さらに熱中症患者数が増加する可能性があります。
(出典:熱中症患者速報 平成27年報告書,国立環境研究所)
図1 広島市の熱中症患者数の経年変化
(出典:熱中症患者速報 平成27年報告書,国立環境研究所)
図2 広島市の日別熱中症患者発生状況