事業者、県民の皆様が気候変動の適応策について理解を深めていただくとともに、対策を検討する際のきっかけづくりのための無料セミナーを開催しました。
多数のご参加、ありがとうございました。
令和5年12月1日(金曜日)13時30分~16時30分
ひろしま気候変動適応センター センター長 波谷 一宏
広島地方気象台 防災管理官 岩本 久雄
気象庁が2023年3月に公表した「気候変動監視レポート2022」から地球温暖化が海洋に与える影響について紹介します。データは、主な温室効果ガスである二酸化炭素濃度が年々増加していることを示し、その影響は、気温だけでなく、海水温や海洋の二酸化炭素濃度の上昇、海洋酸性化に及んでいます。
国立水産研究・教育機構 水産技術研究所 環境・応用部門沿岸生態システム部 主任研究員 島袋 寛盛
気候変動が環境や産業に与える影響については多くの知見がありますが、海の環境に与える影響についてはあまり知見がありません。海域の重要な基礎生産者である海藻や藻場についての理解を深めていただくとともに、気候変動が海藻類に与える影響について紹介し、その適応策についても考えていきます。
国立環境研究所 地域環境保全領域海域環境研究室 主幹研究員 東 博紀
かつては「瀕死の海」とも呼ばれた瀬戸内海の水質は、長年の取組みによって、改善傾向が見られますが、依然として生物多様性・生産性の低迷は続いており、近年では気候変動が原因と目される生態系の変調や深刻な漁業被害が相次いで発生しています。本セミナーでは、瀬戸内海の生物多様性・生産性を支持する水質と一次生産への気候変動の影響について、数値シミュレーションの予測で得られた知見を紹介します。
広島県立総合技術研究所保健環境センター 保健研究部 副部長 島津 幸枝
気候変動に伴い懸念されるリスクの一つとして、マダニや蚊などが媒介する節足動物媒介感染症の流行地の拡大、患者の増加が挙げられています。日本国内で、どの様なファクターが節足動物媒介感染症のリスク増大に影響を及ぼす可能性があるのか、その考え方について紹介します。
広島県環境県民局 環境政策課 課長 渡邉 哲也
オンライン(Zoom)と会場による同時開催です。
申し込み後、メールに記載されたアドレスからご参加ください。
広島県健康福祉センター2F 210総合研修室(広島市南区皆実町一丁目6-29)
県内にお住まい、お勤めの方
無料
受付終了しました。
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令和5年11月26日(日曜日)まで(先着順)
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