次の図は,排出シナリオと気候モデルに対する,広島県の年平均気温の将来予測を表しています。
広島県の年平均気温は,1981年~2000年と比べ,2081年~2100年では最大で約6℃以上(RCP8.5),最小でも約1℃(RCP2.6)上昇する可能性があります。また,年降水量は2081年~2100年では最大で約1.2倍弱まで増加する可能性があります。
今のペースで温暖化が進んだ場合,熱中症搬送者数は全国的に増加し,熱ストレスによる超過死亡者数は全国で2倍以上に増加する可能性があります。
図 広島県の年平均気温(左図)と年降水量(右図)の予測
(出典:気候変動適応情報プラットフォームポータルサイト)
(https://adaptation-platform.nies.go.jp/map/Hiroshima/index.html)
(出典:おしえて!地球温暖化,環境省)
(https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/oshiete201903.pdf)