手数料の納付方法の見直しについて
概 要
広島県における手数料の納付は,申請する方が収入証紙を購入し,申請書に貼り付けることが必要となっていましたが,収入証紙を廃止して,証紙の介在をなくすことにより,申請者の手間を省くとともに,証紙管理業務の削減と,証紙の調達コストを始めとする行政コストの縮減を図るため,手数料納付方法を見直しました。
<手数料納付の実績>
証紙により納付する手数料の種類 | 納付額 | 納付件数 | 使用した証紙 |
911種類〔23年度納付実績は492種類〕 | 37.3億円 | 166万件 | 約400万枚 |
見直しの背景
◆申請手続の煩雑さ
・証紙を購入してはり付けるする手間
・証紙を販売していない庁舎で申請する場合,他の場所で購入する必要がある。
◆改善が必要な事務
・現金と同等の厳重な取扱いを要する証紙の保管,管理
・特殊仕様による割高な印刷経費
見直しによる効果
◆県民サービスの向上
・窓口のスピードアップ
・納付場所の拡大
証紙販売窓口 122機関→現金収納窓口 194機関
◆行政事務の効率化
・証紙確認・消印作業を削減
・証紙の保管,管理業務を削減
・証紙の印刷経費等のコストを縮減
内容
○ 手数料の納付方法を,証紙から現金又は納付書納付に切り換えました。
○ 25・26年度の2か年で切換えを実施しました。
切換え時期 | 申請窓口の場所 | 手数料の代表例 | 実施規模 |
25年11月 | ・本庁 | ・免許証更新 | 548種類 |
26年11月 | ・地方機関 | ・旅券発給 | 363種類 |
○ 手数料の納付場所を,証紙販売窓口から,庁舎単位で設置する現金納付窓口に変更しました。
庁舎の区分 | 本庁 | 合同庁舎 | 単独庁舎 |
納付窓口 | 会計管理部 | 総務事務所等 | 各庁舎(県立学校,警察署等) |
スケジュール
※切換え後の手続方法
⇒「広島県収入証紙を廃止しました」