文書館の施設案内
◆入口
広島県情報プラザの正面入口を入ると,コンベンションプラザ(吹抜)があり,左手には広島県立図書館の入口があります。
広島県情報プラザ(正面入口)
広島県立文書館へは,図書館入口の隣にあるら旋階段(下の写真。左側が図書館入口。右側が文書館へのら旋階段)を登っていきます。
2階に上がると,文書館の入口があります(下の写真。右側が閲覧室入口,左側が展示室入口です。)。
なお,文書館へは,エレベーターを使って行くこともできます。エレベーターは情報プラザ正面入口を入って右手前方にあります(下の写真。ゴンドラが動いているのが見えます。写真上部に見えるのは文書館への渡り廊下)。
エレベーターを御利用になる場合は,2階で降りて右手へ進んでください(下の写真。前方に文書館への通用口があります。)。
文書館の案内表示がある所(下の写真)を右に曲がると渡り廊下があり,まっすぐ進むと,文書館の閲覧室・展示室入口に着きます。
◆閲覧室
資料の閲覧利用をしていただくための部屋です。正面奥(下の写真)に閲覧申請用の机があり,収蔵資料の目録と利用券交付・閲覧・複写の各種申請書が置いてあります。必要事項を記入して,カウンターへ提出してください。
初めて閲覧利用される場合は,利用券交付申請書を提出していただきます。
室内には,県内の市町村史誌や辞書類などを参考図書として開架しており,ほかに,芸備日日新聞の複製資料,県内外の類縁機関や県内郷土史団体などが発行する機関誌・学会誌を開架しています。これらについては,自由に閲覧利用できます(24席)。
◆展示室
閲覧室の横にあり,自由に観覧できます。ここでは,パネルを使った常設展のほか,当館が収蔵する資料を紹介しています。また,年に1回,収蔵文書展・企画展を開催しており,郷土広島県の歴史について理解を深め,また,歴史資料としての文書の価値,保存の必要性について,普及・啓発を図るよう,努めています。
◆研修・会議室
古文書解読入門講座・続古文書解読入門講座などの催し事や,各種会議・研修会などに利用されています(50人収容)。
◆古文書書庫
古文書の書庫は2階と地下1階に1ヶ所ずつあります。2階書庫は電動式の書架になっており,地下1階書庫は固定式の書架になっています。書架延長はどちらも約1300mです(写真は地下1階書庫)。
◆行政文書書庫
行政文書の書庫は地下1階にあり,書架延長は約6000mです。ここには,県の廃棄文書のうち,歴史資料として選別したものを保存しており,他に,県が作成した行政資料(行政刊行物)も保存しています。
◆複製資料書庫
広島県史編さんの際に県内外から撮影収集した資料を中心に収蔵しています。当開館以降も,必要に応じて撮影収集しており,それらは製本して,利用者の方々に閲覧提供しています。書架延長は約930mです。
◆マイクロフィルム保管庫
複製資料(製本分)のもとになるフィルムを保管している所です。複製資料は,基本的に製本したもので閲覧利用していただいていますが,フィルムでしか保存していないものについては,マイクロリーダーを使って,フィルムで閲覧していただくことになります。
◆撮影室
複製資料の作成や,展示パネル・広報誌の作成などの目的で,資料を撮影するのに使われます。また,利用者が閲覧資料を写真撮影する際に,提供することもあります。
◆荷解整理室
県庁から移管された行政文書や,所蔵者からの寄贈・寄託により受け入れた古文書などは,まず最初に地下2階にあるこの室に運ばれ,荷解きされ,簡単な整理をして書架に配列されます。