平成26年度を振り返って
8月の豪雨災害への対応と災害死ゼロへの取組
私自身,平成26年度は,とりわけ多くの出来事や対応が想い起こされる年でした。
中でも8月の豪雨災害において,非常に多くの方が亡くなられ,被害を受けられたことは,真に悲しみに堪えないことであり,心からお見舞い申し上げたいと思います。
この災害に対し,被災者の救出・救命はもちろん,DPAT(災害派遣精神医療チーム)の派遣やこどもの心のケアなど,県として考えられる様々な対応のほか,国や市と一体となって,被災地の早期復旧,被災者の生活再建に向け全力で取り組んできました。
県関係の砂防・治山に関する緊急事業につきましては,平成27年度中に完成の見込みとなっていますが,まだ,被災者の皆様の生活再建は途上であり,取組に対する不安や不満をお持ちの方もいらっしゃると思いますので,しっかりと期待に応えられるよう取り組んでいきます。
また,この度の2月定例県議会において,可決成立しました「広島県『みんなで減災』県民総ぐるみ運動」条例を基に,県民の皆様と一体となって,災害死ゼロを目指した取組を展開していきます。
ひろしま未来チャレンジビジョン実現に向けた取組
本県では,平成22年に策定した「ひろしま未来チャレンジビジョン」において,「人口減少・少子高齢化」を最も重要な課題の一つとして位置付けて以来,
・イノベーションを持続的に創出し,雇用や所得を生み出す「新たな経済成長」
・多様な人材の育成や集積など,あらゆる分野の基礎となる「人づくり」
・暮らしに直結した生活基盤を支える「安心な暮らしづくり」
・個性や資源を生かした「豊かな地域づくり」
という4つの政策分野を相互に連関させて展開し,相乗効果をもたらしながら,好循環を作り出してきました。
平成26年度は,これまで取り組んできた「ひろしま未来チャレンジビジョン」実現のための重点施策において,様々な進展があった年でもあります。
≪新たな経済成長≫
イノベーションの促進
イノベーションの促進につきましては,創業しやすい環境づくりや成長産業のクラスター形成など,ダイナミックな事業環境の整備と人材育成を重点的に行ってきました。
こうした取組により,事業を開始して以降670件を超える創業実績や,医療関連分野における10社の新規参入が実現するとともに,イノベーション推進機構においては,新たに第3号,第4号の投資案件が成立するなど,着実に成果が上がってきています。
また,平成26年度は,海外との経済交流を促進するため,メキシコ合衆国グアナファト州との友好提携も締結しました。
今後,同州との更なる経済交流の促進を図り,同州への進出を図っている自動車を中心とする本県企業の支援を行うとともに,文化,教育,観光などの分野などにおいても,具体的な交流を進めていきます。
観光地ひろしま・瀬戸内 海の道構想
観光振興につきましては,「おしい!広島県」などのプロモーションにより,平成25年の総観光客数は6,109万人(対平成23年比577万人増)となり,2年連続で過去最高を更新し,特に,関東圏からの観光客数が643万人(対平成23年比136万人増)と大幅に増加しています。
また,愛媛県とともに開催した「瀬戸内しまのわ2014」では,対前年の来場者増加数が,目標を大きく上回る211万人余となるなど,県内外から多くの方々に御来訪いただきました。
フィナーレとして開催した「サイクリングしまなみ」にも,国内はもとより,31の国・地域から,約7,300人の方々に御参加をいただき,世界を代表する「サイクリストの聖地」を十分にアピールできたものと思っています。
本県では,広島港への客船誘致にも力を入れています。
平成27年度は,アジアへの客船としては過去最大の約5,700人の乗客・乗員を運ぶ「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」をはじめ,3隻の大型客船が広島港に寄港しますので,こうした機会を十分に活かしていきたいと思っています。
農林水産業の振興
農林水産業の振興につきましては,「2020広島県農林水産業チャレンジプランアクションプログラム」を策定し,農業の担い手1人当たり所得5百万円以上を具体的に実現することを目指し,農地の有効利用や農業経営の効率化を進めるための担い手への農地集積や,キャベツやアスパラガスなど収益性の高い園芸作物の導入による複合経営を推進しています。
また,販売力の強化による所得向上を図るため,特色のある県産農林水産物を応援する「広島県産応援登録制度」を創設し,広島県産品の商品販路開拓等に取り組むなど,引き続き「担い手が将来の生活設計を描ける経営の確立」を目指した取組を進めてまいります。
交流・連携基盤
交流・連携基盤につきましては,尾道松江線(愛称:中国やまなみ街道)と東広島・呉自動車道とが全線開通し,本県の広域的な交流・連携の基盤となる「井桁状の高速道路ネットワーク」が完成し,例えば,尾道~松江間が約80分,呉~東広島(山陽自動車道)間が約43分短縮するなど,地域間の移動時間が大幅に短縮するとともに,本県の中枢拠点性が高まることとなりました。
これにより,例えば,開通前から,福山及び松江の商工会議所が中心となった企業交流の取組が始まっていたり,沿線産業団地等への企業立地が決まったりするなど,都市間交流や,物流などの経済交流の活発化,産業団地等への企業立地の促進,観光振興の促進等,地域の活性化にさらに貢献するものと期待しています。
≪人づくり≫
本県では,結婚から子育て期まで,さらには,働く女性に対する支援も含めた切れ目のない施策により,仕事と家庭が両立でき,家族で一緒に暮らしやすい「ファミリー・フレンドリー」な環境の整備などに取り組んでいます。
これまでの取組により,全国平均を上回る1.57の合計特殊出生率や4.8%の男性の育児休暇取得率など,成果が現れてきています。
少子化対策
結婚を希望する方の出会いを後押しするため,「ひろしま出会いサポートセンター」を開設しました。
1,300名を超える登録会員に対する婚活情報の発信や,企業による社員の婚活応援の取組を実施しています。
女性の働きやすさ日本一への挑戦
女性の働きやすさ日本一への挑戦では,「イクメン企業同盟ひろしま」や「働く女性応援隊ひろしま」の結成など,企業や関係団体と連携した取組を進めるとともに,女性の再就職に対する支援として,「わーくわくママサポートセンターふくやま」を開設するなど,これまでの取組を更に拡充しています。
社会で活躍する人材の育成
社会で活躍する人材の育成では,グローバル化する社会を生き抜くために必要な資質・能力の育成に向け,新しい教育モデルの構築を目指す「広島版『学びの変革』アクション・プラン」を策定しました。
ますます,グローバル化の進展や生産年齢人口が減少していく中で,「地域の成長・発展を支える人材」から「世界を舞台に活躍する人材」まで,厚みのある人材層の形成が不可欠です。
こうしたことから,本県では,広島で学んだことに誇りを持ち,胸を張って「広島」,「日本」を語り,高い志のもと,世界の人々と協働して新たな価値(イノベーション)を生み出すことのできる人材の育成を目指していくこととしています。
そのため,今年度から,これまで力を入れてきた「知識やスキルをしっかり身につける」学びに加えて,子供が自ら「なぜ」「どうしたらいいんだろう」と考え,「教科などで習ったことを使って,新しいことを生み出す」ことのできる力を身につける「主体的な学び」を,一層推進していきます。
具体的には,自ら課題を立てて調べ,協働して解決策を見出し表現するなどの「課題発見・解決学習」や,子供たちのグローバル・マインドや実践的なコミュニケーション能力の育成を目指した「異文化間協働活動」を,小学校段階から系統的に取り組んでいきます。
≪安心な暮らしづくり≫
医療・介護提供体制の構築
医療・介護提供体制の構築につきましては,新たに2病院をへき地医療拠点病院に指定するなど,中山間地域の医療の確保に努めるとともに,尾道総合病院を重篤な救急患者を受け入れる地域救命救急センターに指定するなど救急医療体制の強化を図りました。また,出産・子育て期の女性医師の継続就業や復職支援のための相談体制を整備しました。
いわゆる「団塊の世代」が75歳以上となる平成37年に向けて,地域包括ケア体制の構築や認知症施策の推進など,地域における医療及び介護の総合的な確保を推進していきます。
がん対策日本一に向けた取組
がん対策日本一に向けた取組につきましては,各企業において,従業員に対する予防・検診・就労支援や,地域の皆様へのがん検診の啓発等に主体的に取り組んでいただくため,「Teamがん対策ひろしま」登録企業制度を創設しました。
また,「受動喫煙防止対策」や「がんの早期発見の推進」,「がん医療の水準の向上」など,がん対策を総合的に推進するため,広島県がん対策推進条例を制定したところです。
がん組織だけを狙い撃ちすることができる最先端のX線治療装置と専門スタッフにより,通院で高度ながん治療を広く県民に提供する,広島がん高精度放射線治療センターの整備につきましても,今年秋の開業に向けて,着実に準備を進めていきます。
≪豊かな地域づくり≫
中山間地域の地域力強化
中山間地域の価値を県民共有の財産として理解し合い,次の世代にしっかりと引き継いでいくため,「中山間地域振興計画」を策定しました。
この計画では,地域に暮らす方々が将来に希望を持ち,安心して心豊かに,「笑顔で幸せな生活を営むことができる中山間地域」を目指して,施策を総合的に展開していきます。
首都圏からの定住促進
広島への移住・定住に向けたサポートを行うため,首都圏からのUIターンに関する相談窓口を,全国の移住情報が集約されている「ふるさと回帰支援センター(有楽町)」に設置しました。
多くの首都圏在住者に,広島らしいライフスタイルの魅力を知っていただき,広島への定住を促進していきます。
平成27年度の抱負
まずは,「災害に強いまちづくり」に向けて,最優先で,昨年8月の土砂災害で被災された方々の生活再建,被災地域における二次災害防止の措置と早期の復旧に取り組んでいくとともに,ハード・ソフト両面からの防災対策や「災害死をゼロにする」という新たな目標を掲げ,県民をはじめ,多様な主体と連携し,「広島県『みんなで減災』県民総ぐるみ運動」を展開していきます。
また,今般,国における重要課題となっている「地方創生」への動きは,本県が,少子高齢化を最重要課題として取り組んできた,ひろしま未来チャレンジビジョン実現のための取組を更に加速させる上で,絶好のチャンスであると考えています。
「まち・ひと・しごと」をキーワードに,創意と工夫により,活力に満ち,元気で魅力のある地域づくりを行い,県内の各地域の皆様が夢や希望を抱いて生き生きと暮らしていけるよう,全力を挙げて取り組んでいきます。
さらには,中山間地域振興につきましても,中山間地域振興計画を確実に実行し,その価値に共鳴する人を増やしていきたいと考えています。
今年は,被爆,終戦から70年を迎えます。
「国際平和拠点ひろしま構想」に基づき,広島の使命である核兵器のない平和な国際社会の実現に向けた取組も推進していきます。
どうか,県民の皆様の更なるご理解とご協力をお願いします。
平成26年度の主な取組(一覧表)
時期 | 区 分 | 内 容 |
---|---|---|
3月 | 「瀬戸内しまのわ2014」開幕 | 地域の宝の磨き上げと交流人口の拡大を目的に,広島県・愛媛県の島しょ部及び臨海部を舞台に約7ケ月の長期にわたるイベントがスタート |
中山間地域振興リレーシンポジウム開催 | 県内9地域で,リレーシンポジウムを開催 (平成26年3月~平成26年12月の間で実施) | |
イクメン企業同盟ひろしまの結成 | イクメンを応援する企業経営者20名で結成 現在52名(27.3.26現在) イクメン企業拡大キャンペーン中 | |
農地中間管理機構の設立 | 農用地の利用の効率化及び高度化を促進 指定団体:(財)広島県森林整備・農業振興財団 | |
ひろしまオープン・イノベーション推進事業(継続実施中) | 第一線で活躍する起業家等によるトークセッションやデザイン思考ワークショップ,ビジネス・アイデア発表会等を開催 | |
4月 | ひろしまレポート発表 | 「国際平和拠点ひろしま構想」に掲げる取組の一つとして,核軍縮等に関する各国の取組状況を評価・取りまとめし公表 |
ひろしま復興・平和構想研究の取りまとめ | 広島の復興プロセスを社会の各分野にわたって調査・研究し取りまとめた報告書「広島の復興経験を生かすために」を公表 | |
働く女性応援隊ひろしまの結成 | 経済団体,労働団体,行政が一丸となり結成 | |
Teamがん対策ひろしま登録企業制度の創設 | 予防,検診,患者団体支援,就労支援の全てに主体的に取り組む企業14社を登録 | |
広島港客船誘致・おもてなし委員会 | 官民一体となってクルーズ客船の誘致・おもてなしを実施するために設立。地元経済団体,旅行業関連の民間,行政機関など27団体で構成 | |
瀬戸内サイクリングロードネットワーク化 | 瀬戸内の多様なコースを楽しめるように航路も含めた4つのサイクリングロードをネットワーク化 | |
NPT運用検討準備委員会第3回準備委員会への参加 | NPT運用検討会議第3回準備委員会に,広島県知事として初めて参加し,県主催のシンポジウム開催や会談・講演を通じて本県の平和の取組を発信 | |
5月 | 英国での対日投資セミナー | 安倍首相の訪英に合わせて,ロンドンで本県への投資を呼びかけるプレゼンテーションを実施するとともに,県産品をPR |
広島県日本酒ブランド化推進協議会設立 | 広島市や関係市町,経済団体と連携,10月にフランスで広島フェア開催 | |
広島港出島地区廃棄物等埋立処分場施設完成 | ものづくり県「広島」の産業の健全な発展と暮らしを支える産業インフラとして広島港出島地区に廃棄物処分場を整備 | |
6月 | 総観光客数2年連続過去最高更新 | 平成25年の総観光客数が6,109万人となり,2年連続で過去最高を更新 |
「イクちゃんの日」制定 | 社会全体で婚活や子育てを応援するため,毎月19日を「出会い・育児の日」と定めた。 | |
7月 | 新観光プロモーション「泣ける!広島県」スタート | 「おしい!広島県」に次ぐプロモーション第2弾,ガイドブックが大好評 |
しまなみ海道自転車通行料無料化 | 愛媛県等沿線自治体と連携して,しまなみ海道自動車道利用促進協議会を設置し,無料化を開始 | |
「広島県産応援登録制度」創設 | 生産者からの申請に基づき,実需者から高い評価を得た商品の販路開拓等を支援 | |
瀬戸内ブランド推進連合,ウェブサイト「瀬戸内Finder」開設 | 瀬戸内に関する地元目線のリアルな情報を発信していく基盤として,「瀬戸内Finder」を開設 | |
広島県・四川省友好提携30周年記念事業 | 四川省長をはじめとする訪問団を迎え,記念式典や四川省紹介イベント,青少年交流事業等を実施 | |
米国加州シリコンバレーでの米日カウンシル知事会議参加 | 現地企業を訪問。本県の優れたビジネス環境や,県内企業の高い技術力や創造性をアピール | |
イノベーション推進機構第3号投資案件 | アイサービス(株) 病院・高齢者向けの高効率集中配食サービス | |
ひろしま発人材集積促進プロジェクト | 多様な人材の集積を図るため,優れたリーダーのもと,参加者自らのアイデアを実現できるプロジェクト(ウェブ分野)を実施中 | |
8月 | ひろしまラウンドテーブル開催 | 東アジア地域の核軍縮・軍備管理に焦点を当てた多国間協議を開催し提言としてとりまとめた。ここでの議論の内容に関する国際シンポジウムも開催 |
春秋航空日本,広島~成田線就航 | 中国地方はじめての格安航空会社「春秋航空日本」が広島~成田線に就航 | |
ひろしま出会いサポートセンター開設 | 少子化対策の一環として,結婚を希望する人の出会いのきっかけづくりと早期の結婚行動を促進するため開設。登録会員が1,364人に到達。(H27.3.31現在) | |
8.20土砂災害対応 | 広島市安佐南区,安佐北区で大規模土砂災害が発生 死者74名,被害家屋4,500棟以上 | |
広島県スポーツ推進計画の策定 | 平成26~30年度までを計画期間とする今後の広島県のスポーツに関する基本的な考え方を定める計画を策定 | |
9月 | 大型客船の寄港決定 | 来年度,アジアへ配船される客船では過去最大となる「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」など計3隻の五日市地区への寄港が決定 |
県・広島市共同での「フレキシブルスクール」整備基本構想策定 | 県・広島市が設置する6校の定時制・通信課程を,従来の枠組みに捉われず再編整備することで合意。平成30年の開校を目指す | |
10月 | フランスでの広島フェアの開催 | パリ市において,日本酒を中心とした食・工芸品・観光等を紹介 県内企業28社が出展し,2日間で3,000人が参加 |
医療関連分野に新たに参入した企業が10社に | 取組開始から新たに医療関連分野に参入した企業は10社に増加。県の医療関連産業クラスター形成事業の補助金を活用し,商品化した企業も数社。 | |
中国四川省へ友好提携30周年記念訪問団を派遣 | 中国四川省を訪問し,記念式典や中国西部国際博覧会,広島県留学フェア等に参加し,県内企業の販路拡大や広島の魅力をPR | |
「サイクリングしまなみ」開催 | 国内及び31の国・地域から,約7,300人が参加 経済効果約6.3億円 | |
しまなみ海道,姉妹自転車道協定の締結 | 台湾の日月潭サイクリングコースと姉妹自転車道協定を締結 | |
「瀬戸内しまのわ2014」閉幕 | 広島県・愛媛県において418のイベントを実施。対前年の来場者増加数は目標を大きく上回る210万人余。経済波及効果約197億円 | |
ひろしまたてものがたり | 県内の「訪れてほしい」魅力ある建築を対象に投票イベントを実施。16万票を超える投票を得て,10月に「ベストセレクション30」を公表 | |
ふるさと回帰支援センターに定住相談窓口を設置 | 首都圏からのUIターンに関する相談窓口を有楽町に開設,県職員を専任スタッフとして配置し相談業務を開始 | |
11月 | 県内企業がベトナム・ソクチャン省と覚書締結 | 県内企業がソクチャン省の公営企業「農村環境衛生浄水センター」に小型浄水器を販売することで合意し,広島県庁にて覚書を締結 |
広島かきのブランド力向上(プレミアムトップかき) | 「見入り」・「鮮度」・「こだわり」で絞りこんだ「広島プレミアムトップかき」を首都圏の飲食店で提供開始 | |
メキシコ・グアナファト州との友好提携の締結 | 「経済交流に関する覚書」に基づく交流関係を深めてきたメキシコ・グアナファト州と更なる経済交流の促進に向け,同州を訪問して,友好提携を締結 | |
イノベーション推進機構第4号投資案件 | (株)ツーセル 幹細胞を用いた医療材料等の研究・開発・製造・販売 | |
ひろしま発人材集積促進プロジェクト | 多様な人材の集積を図るため,優れたリーダーのもと,参加者自らのアイデアを実現できるプロジェクト(デザイン分野)を実施中 | |
「第1回ひろしまシェフ・コンクール」の開催 | 全国で活躍している若手料理人を対象とした「料理コンクール」を実施。43名の応募者の中から3名の成績優秀者を選定 | |
2020広島県農林水産業チャレンジプラン | 「担い手が将来の生活設計を描ける経営の確立」を目指した,3か年のアクションプログラムを策定 | |
12月 | 天皇皇后両陛下行幸啓(被災地御見舞) | 広島市の被災地を御視察されるとともに,被災者を御見舞 18年ぶりの御来県 |
中山間地域振興計画の策定 | 中山間地域に暮らす方々の「笑顔で幸せな生活」を目指す姿として掲げ,「人づくり」「仕事づくり」「生活環境づくり」の3つを施策の柱とする計画を策定 | |
県産キャベツの大手食品会社への供給開始 | 県内に進出した大手食品会社工場の稼働開始に合わせ,県内キャベツの供給が開始 | |
広島版「学びの変革」アクション・プランの策定 | グローバル化する社会を生き抜くために必要な資質・能力の育成に向け,新しい教育モデルを構築 | |
医療介護総合確保促進法に基づく基金設置 | 10月に作成した「広島県計画」に基づき,ICTの活用や,地域包括ケア体制の構築,認知症施策,医師の偏在解消,介護職員等の確保などの取組を推進 | |
広島がん高精度放射線治療センター整備 | 12月に施設の設置管理条例を制定。平成27年秋の開業に向けて着実に準備を進めている。 | |
1月 | 「わーくわくママサポートコーナーふくやま」開設 | 子育てしながら働きたい女性の再就職を,相談,セミナー,職場体験プログラム等でサポート |
広島~台北線増便 | 広島~台北線が週2便増便され週9便で運航 | |
2月 | 魅力ある「まちなみづくり」支援事業 | 多様な人材が集まる魅力ある地域環境創出のため,廿日市市が実施する「宮島口まちづくり国際コンペ」に,県は共催の立場で支援 |
ブランドショップTAUの売上が,前年比増を更新中 | ブランドショップTAUの売上げ,H26年度は前年同月を毎月上回る状況 | |
3月 | 広島県「みんなで減災」県民総ぐるみ運動条例制定 | 県民・企業・防災関係機関・行政が一体となって取組を促進するため,推進体制などを規定 |
「広島県がん対策推進条例」制定 | 「受動喫煙防止対策」「がんの早期発見の推進」「がん医療の水準の向上」など,がん対策を総合的に推進 | |
東広島・呉自動車道全線開通 | 物流などの経済交流の活発化や,広島空港へのアクセス性向上により,都市間交流や観光振興の促進など地域の活性化が期待 | |
中国横断自動車道尾道松江線全線開通 | 世羅IC~吉舎IC間が開通し,中国やまなみ街道が全線開通。都市間交流や観光振興の促進など,地域の活性化に大きく貢献すると期待 |