概要
土砂災害の仕組みや避難方法について学んでいただくため,北広島町立壬生小学校で体験型授業砂防出前講座を開催しました。今回は参観日に合わせて授業を行い,保護者と一緒に土砂災害について学んでもらうことができました。
講座の実施内容
・日 時令和4年12月16日(金曜日)13時00分~14時35分
・参加者北広島町立壬生小学校5年生21名,教員2名
・説明者広島県西部建設事務所安芸太田支所,広島県砂防課
・内 容土砂災害に関する座学、VR体験、避難ルート確認等のグループワーク
受講風景
パワーポイントによる座学
砂防に係るクイズ
VR体験
児童の皆さんと先生の感想
【児童の皆さんの感想】一部抜粋
- 急に災害があるかもしれないから家にかえって準備をして、もし災害がおきたら、ならった事を思い出してひなんしたいです。
- ほかの砂防ダムは、どこにあるのだろうか。ジャングルジムみたいなダムがあるのを初めて知りました。VRを見て、あらためて、自然のこわさが分かりました。
- いつひなんしたらいいか少しは分かった。家の人がいないときでも自分で命を守るようにしようと思った。災害はまえよりもこわいと思った。
- 大雨による被害が身近でおこっていることをはじめて知りました。そして大雨による災害は土石流、地すべり、がけくずれなどがあることが分かりました。災害についてのクイズでは、広島県が一番土砂災害は多いときいてびっくりしました。土石流の流れる速さが自動車と同じ速さで土石流からはにげられないことがわかりました。ひなんするときは,はやくひなんし災害から自分の身を自分で守っていきたいと思いました。
- ひろしま防災出前講座をうけて、にげおくれたらたすかるかくりつが少ないから、はやめにひなんしないといけないなと思いました。クイズけいしきでおしえてもらったのでたのしく勉強できました。
- 私は今日、パート1が一番心にのこりました。パート1では、「大雨による災害からの身を守るには」でした。その中で、1つ目「災害について知る」でした。2つ目「地域の災害リスクを知ろう」。3つ目は「災害がおこる前に、にげる」でした。私はこの中で特に心にのこったことは3つ目でした。3つ目では、災害ではにげるのも大切と学びました。私の家は3階なので、あまり「にげる」といういしきはなかったですが3階だからといってゆだんしていると、VRでもあった、にげてなかったらになってしまうのではないかと、あらためて思いました。
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【先生の感想】一部抜粋
- VRも持って来て頂き、子どもたちは興味津々でした。
- 雨の音や川の様子を見て、実際の様子がイメージしやすかったと思います。
- 保護者の方からも「防災についての授業が受けられて良かった。」と感想を頂きました。
- 指導のあり方を工夫いただき、児童の理解は深まったと思います。
- VRも児童数用意していただき同じ時間に興味関心ももち続けられ2時間が有意義だったと思います。ありがとうございました。。
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受講後のアンケート結果(まとめ)
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