11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です
印刷用ページを表示する掲載日2021年10月27日
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは,何の予兆や既往歴もないまま,睡眠中に乳幼児が死に至る原因不明の病気です。
12月以降の冬の時期に発症しやすい傾向があることから,厚生労働省では,毎年11月を乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間と定めています。
詳しくは,厚生労働省のホームページをご覧ください。
SIDSから赤ちゃんを守る3つのポイント
(1)1歳になるまでは,寝かせるときはあおむけに寝かせましょう
- 医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は,赤ちゃんの顔が見えるよう,あおむけに寝かせましょう。
- 赤ちゃんを1人にしないようにする,寝返りをしたときに備えて,顔の周りに柔らかい毛布等を置かないようにすることは,事故や窒息を未然に防ぐことにもつながります。
(2)できるだけ母乳で育てましょう
- 研究者の調査から,母乳で育てられている赤ちゃんはSIDSの発症率が低いことが分かっています。
(3)たばこをやめましょう
- たばこはSIDSの大きなリスクと言われています。
- 妊娠中の喫煙は,おなかの赤ちゃんにも良くない影響を及ぼします。
- 妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙も良くありません。身近な人の理解も大切ですので,日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
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