風水害への備えを忘れずに!
気象庁から、中国地方が梅雨明けしたとみられると発表されましたが、これから台風シーズンでもあるため、まだまだ大雨やゲリラ豪雨への警戒は必要です。
ご自身の命を守るためには、ご自宅周辺の災害リスク、避難先・避難経路の確認や、備蓄品・非常持出品の準備・確認などをしておくことが重要です。
危険が迫ってから調べたり準備などを始めると、慌ててしまうので、前もって考え家族と話し合っておけると安心です。
命を守る事前チェックポイント
1.自宅の災害リスクを確認
リスクがある場所からは、避難指示などが発令されると原則避難が必要です!
大雨・台風対策としては、特に「土砂災害」「洪水」「高潮」のハザードマップをチェックしてみましょう。
(リンク先:重ねるハザードマップ)
2.避難先、避難経路の確認
避難先は、市町が開設している避難所にこだわらず、安全な場所にある親戚や知人宅など複数の避難先を確保しておきましょう。「土砂災害」「洪水」「高潮」など、災害の種類に対応した避難先を考えておきましょう。
(リンク先:避難所・避難場所検索)
3.避難するタイミング
警戒レベルの意味を理解し、避難するタイミングを決めておきましょう。
(リンク先:令和3年5月20日から、見直された避難情報の運用が始まりました!)
4.備蓄品、非常持ち出し品の準備・確認
家族構成に合わせた備蓄品や非常持出品を、準備・確認しておきましょう。
(リンク先:防災グッズ一覧)
避難の参考になる情報
警戒レベル4で危険な場所から全員避難!
- 避難に時間がかかる高齢者や障害のある人は、警戒レベル3高齢者等避難で危険な場所から避難しましょう。
- 警戒レベル4避難指示で危険な場所から全員避難しましょう。
- 警戒レベル5緊急安全確保は、すでに何らかの災害が発生している可能性が極めて高く、命が危険な状況です。警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません。
大切な人を悲しませない。だから避難を。
「助け出す」より「連れ出す」ことをまず、考える
ご高齢の方は、災害の危険が高まっても「まだ大丈夫。」と考え、避難を先延ばしにする傾向があります。
「危ないから避難しよう」、このひと言で救える命があります。
あなたの避難がみんなを救う
災害時、避難した人のほとんどが、"まわりの人が避難したから"を理由に避難を決めています。
だからこそ、まずあなたから、避難をはじめてください。
避難所混雑状況を確認!
広島県防災Webで避難所の混雑状況を一目で確認することができます。
混雑状況を分かりやすく表示!
ペットの同行避難や車での避難の可否等も分かる!
複数の避難先を確保しておきましょう!
※自宅以外の場所に避難する場合の注意事項
避難先の場所、避難経路が安全かどうか、必ずハザードマップで確認しましょう。
国土交通省/重ねるハザードマップ
マンションに住んでいたら、避難しなくてもいいの?
次の3つの条件に当てはまれば、自宅で安全を確保することも可能です。
動画をみて風水害に備えましょう!
広島県防災YouTubeChannelでは、風水害への備えに役立つ動画を掲載しています。
大雨に備えて!広島県民災害対抗ミーティング
私たち広島県民がチーム一丸となって風水害に打ち勝つための作戦とは・・・!?
動画をみて、気象予報士の勝丸恭子さんと一緒に、事前の準備を確認しましょう!
(YouTubeへのリンク)大雨に備えて!広島県民災害対抗ミーティング