広島県行政デジタル化推進アクションプラン(令和3(2021)年8月)の策定について
本県においては,WEB会議システムやテレワークなど,業務効率化の観点から,全国に先駆けて様々な取組を進めてきましたが,行政手続のオンライン化や県保有データの利活用などは,まだ十分とはいえない状況です。
こうしたことを踏まえ,デジタル技術やデータを活用して,県民の皆様の利便性の向上を図り,より質の高い行政サービスへとつなげていけるよう,アクションプランを策定し,県庁のデジタル化を強力に推進していくこととしました。
広島県における行政デジタル化の目指す姿
リアルとバーチャルが融合し,県民の皆様一人ひとりのニーズに合ったきめ細やかで多様なサービス,データが,いつでもどこでも提供され,いつも県民の皆様に寄り添っているような,「フレンドリー県庁」が実現している状態。
〇リアルのみならず,場所・時間の制約なく,バーチャルな空間でも自らの望む
サービスを享受できる。
〇データのポテンシャルが効果的に活用され,地域社会に多様な価値・サービスが
創出されている。
〇職員がデジタル技術やデータを活用し,効率的かつ多様な働き方を行うことで,
より質の高いサービスを提供できている。
アクションプランの計画期間
アクションプランの到達目標(令和5年度末)
〇多くの手続・業務がデジタル化され,時間や場所を気にすることなく,必要な
手続を行ったり,必要な情報を活用できている。
〇デジタル化により,内部の業務が低コストで円滑かつスピーディに行われ,
満足度の高いサービスにつながっている。
アクションプランでの取組の基本的な考え方
県民の皆様の利便性向上,サービス向上の視点を強く持ち,デジタル技術を活用し,直接的に県民の皆様に影響のあるサービスやおもてなし,新たな価値創造につながる取組に重点を置いて,取組を進めます。
取組内容
〇「3つのプロジェクト」と「2つの下支えプロジェクト」を一体的かつ重点的に
実施し,デジタル化を加速します。
〇デジタル化を進めつつも,いつも県民の皆様に寄り添っているような,
「フレンドリー県庁」の実現に向けて取り組みます。
プロジェクト名 |
主な具体項目 |
|
1 いつでもどこでも簡単手続 |
全ての県民に優しい行政手続を実現 |
|
2 データをより身近に |
埋もれた資源を使える資源に |
|
3 ワークスタイル変革で |
県庁もフレンドリーにデジタルシフト |
|
デジタル化下支え |
1 県内のデジタル化を |
・県と市町共同の情報システム人材の確保・育成 |
2 強固なセキュリティで |
・強固なセキュリティ対策の実施 |
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)