産業用ロボットプロジェクト
プロジェクトの目指すもの
24時間365日連続運転可能な工場は,産業用ロボットではカバーできない工程の存在により実現に至っていません。
このような工程を徐々に削減することを目的に広島県では平成25年4月から戦略研究プロジェクト『産業用ロボットによる次世代生産システムの開発』を開始しました。
産業用ロボットによる搬送作業の高機能化を実現を中心に,生産基盤技術の高度化を図るための技術開発を行いました。
平成28年度からは成果を普及させるための活動を行っています。
課題名 | 研究期間 | 研究内容 |
---|---|---|
平成25年から 27年 |
既存の産業用ロボットの活用範囲を拡大し,生産システムの機能強化を実現するため,県内企業でニーズが高い,産業用ロボットにカメラやセンサといった“眼”の機能を付加したより高度な作業(ピッキング等)を実現可能な,新しい生産システムの構築技術を開発します。 |
研究成果
平成27年度広島県立総合技術研究所 研究成果集
ランダムピッキングで省力化・軽労化を目指す (PDFファイル)(1.99MB)
成果ポスター
【平成28年度】・ポスター発表
産業用ロボットによる次世代生産システムの開発 (PDFファイル)(445KB)
自律的な動作のためのロボットハンド (PDFファイル)(669KB)
統計手法を活用したランダムピッキングシステムの検討 (PDFファイル)(372KB)
成果移転先企業の成果
ランダムピッキングシステム導入による生産ラインの自動化 (PDFファイル)(370KB)
【平成27年度】・ポスター発表
ランダムピッキングシステム導入による生産ラインの自動化 (PDFファイル)(289KB)
【平成26年度】・ポスター発表
情報通信技術を活用したランダムピッキングシステムの開発(第1報)
-安価なシステム構築を目指すランダムピッキング基盤技術の開発-
産業用ロボットによる円盤形状部品のランダムピッキングシステム
【平成25年度】・ポスター発表
既存資源を有効に活用したPCで制御するロボットシステムの開発
研究報告・機関誌投稿
タイトル | 誌名 | 著者 |
---|---|---|
情報通信技術を活用したランダムピッキングシステムの開発(第1報) -安価なシステム構築を目指すランダムピッキング基盤技術の開発- |
広島県立総合技術研究所 |
藤原義也,是永晋治,安部重毅, 後藤孝文,大賀 誠,打田澄雄, 矢式良行,北村好道 |
産業用ロボットによる円盤形状部品のランダムピッキングシステム |
広島県立総合技術研究所 |
岡野 仁,安部重毅,是永晋治, 大賀 誠,賀谷幸弘 |
既存資源を有効に活用したPCで制御するロボットシステムの開発 |
広島県立総合技術研究所 |
藤原義也,是永晋治, |
知的財産権
特許番号 | 出願人 | 登録日 | 発明の名称 |
---|---|---|---|
特許第6164434号 |
広島県 | 2017年6月30日 | エンドエフェクタ |
特許第6284129号 | 広島県 | 2018年2月9日 |
コンプライアンスデバイス |
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