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熱衝撃試験機

印刷用ページを表示する掲載日2024年6月3日

概要

 熱衝撃試験機は、試験槽内の温度を短時間で高温と低温を繰り返し移行させることにより、急激な温度変化に曝される電子部品や金属・樹脂部材等の耐久性を評価します。異なる材料の接合面に急激な温度変化を与えると、熱膨張係数の違いから応力が発生し破壊に至ることから、はんだの信頼性やめっき、塗料の密着性などの評価に利用されます。

熱衝撃試験機

形式(製造所名)

TSA-203ES-W(エスペック株式会社)

仕様・構成

方式:ダンパ切替による2ゾーンおよび3ゾーン方式

性 能:
高温さらし温度範囲 +60 ~ +200℃
低温さらし温度範囲 -70 ~ 0℃
温度変動 ±0.5℃

高温恒温器
予熱上限 +205℃
温度上昇時間 常温から+200℃まで15分以内

低温恒温器
予冷下限 -75℃

温度下降時間 常温から-75℃まで45分以内

テストエリア
寸法(W×H×D):650×460×670mm
耐荷重:50kg(等分布荷重)
試料カゴ耐荷重:17kg(1枚あたり)

対応規格
IEC 60068-2-14 (JIS C 60068-2-14)
環境試験方法-電気・電子-第2-14部:温度変化試験方法(試験記号:N)
JASO D 014-4
自動車部品-電気・電子機器の環境条件及び機能確認試験-第4部:気候負荷
EIAJ ED-2531B Na
JEITA規格 液晶表示デバイスの環境試験方法

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