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複合材料切断機

印刷用ページを表示する掲載日2024年6月3日

概要

 金属、セラミック、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等の硬質な素材の板材をホイール型砥石で切断する装置で、試験片を所定の寸法に正確に切り出すのに適しています。特にCFRPは切断の難しい材料で、コンターマシン(バンドソー)では平滑な切断面が得られないだけでなく、切り口からCFRP板内部に亀裂が発生してしまいますが、本装置ではダイヤモンド砥石を用い、低速で切断することにより損傷がなく、物性評価等に適した試験片を切り出すことができます。
 本装置で切断できる板材は、幅が300mm以下、厚さが10mm以下で、トグル型クランプで簡単に固定できるようになっています。

複合材料切断機

形式(製造所名)

32F-300型(平和テクニカ株式会社)

仕様・構成

被切断物の固定方法:トグルレバー操作によるクランプ
被切断物の幅:最大300mm
被切断物の厚さ:最大10mm
砥石の前後可動ストローク:最大400mm
砥石の種類:ダイヤモンド、WA、GC等
研削液の自動供給装置:あり

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