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溶射装置

印刷用ページを表示する掲載日2024年6月3日

概要

 溶射は、溶融状態又は半溶融状態にした材料を高速で吹き付けて、被溶射材に皮膜を形成する手法です。ドライ状態で施工可能で、数μm~数mmの皮膜が容易に形成できます。 溶射する材料には金属やセラミックスなどを利用できます。
 この溶射においては、粉体供給装置を用いることで供給粉体を安定して供給できます。また、データロガーにより溶射時の皮膜・基材を含む各部の温度管理を行うことができます。

溶射装置

形式(製造所名)

溶射装置:MK74(Metallisation社)
粉体供給装置:2007MF-PF(Metallisation社)
データロガー:GL7000Plus(グラフテック株式会社)

仕様・構成

<溶射装置>
溶射方式:フレーム溶射法

<粉体供給装置>
ホッパー容量 :2.8L
供給量:1~40g/min(WA(平均粒子径50μm)換算)
制御方式:マスフローメータによるキャリアガス制御
搬送可能粒子径:5~60μ

<データロガー>
使用可能熱電対:K、J、E、T、R、S、B、N、W
チャンネル数:10ch/1ユニット
サンプリング間隔:10ms/10ch ~1h

備考

 粉体供給装置及びデータロガーは、公益財団法人JKA「2020年度 公設工業試験研究所等が主体的に取組む共同研究補助事業」により導入しました。

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