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住宅事業者向け情報

印刷用ページを表示する掲載日2025年6月2日

断熱リフォームを紹介する際のポイントや、リフォーム市場の動向、県民の方(施主様など)へ補助金情報をご提案する際に活用いただけるチラシなどを紹介しています。

【目次】

水回り+窓断熱

リフォーム市場の動向

補助金情報

セミナー情報

水回りリフォーム+窓の断熱リフォームで快適で健康な空間を

使用頻度が多いので傷みやすくなる、キッチンやトイレ、洗面、浴室といった水回りの設備。
水回りリフォームを検討される方は、収納や機能などの使い勝手に関わるところに目を向けがちですが、トイレや洗面など冷暖房が設置されていない場合も多く、特に冬場は温度が下がりやすいため、ヒートショックなど健康面での対策が必要だということはあまり知られていません。

補助金が活用できるタイミングで、窓の断熱リフォームも合わせてご提案することで、美観や機能面に加えて、ヒートショックのリスク軽減や快適性が向上し、リフォームの良さをより感じてもらうことができます。

家の中で熱の出入りが一番多い、窓の断熱リフォームはコストが抑えられて施工期間も短いので取り入れやすい断熱リフォームの一つです。​

一般的に断熱リフォームというと、壁や床、天井への断熱材の入れ替えや追加をイメージして、“大掛かりなリフォームが必要になりそう”と敬遠しがちです。しかし、家の中で熱の流入出が多いのは窓で、内窓を設置するなどの断熱リフォームを行うだけで家の断熱性能を高めることができることや、断熱材を使用するリフォームに比べて施工が簡単で、短期間で施工できることやコストも抑えることができることはあまり知られていません。水回り設備を交換したいと要望があったらまずは窓の断熱リフォームを提案し、お家の快適性向上も検討してもらいましょう。

補助金の活用で、賢くお得なリフォームを!

2023~2025年の3年間で国は「断熱窓導入の集中的支援」を行う方針を示しています。それに伴い、環境省が「先進的窓リノベ2025事業」を実施。窓の断熱リフォームに対して5万円~最大200万円の補助金が支給されます。水回りの劣化にともなうリフォームを検討中のお客様には、補助金が使える「窓の断熱リフォーム」も合わせての施工がおすすめです。
※国土交通省が実施する「子育てグリーン住宅支援事業」でも開口部の断熱改修に対する補助金が支給されます。

トイレ

窓の断熱リフォーム メリット

冷暖房によって夏は涼しく、冬は暖かく保たれているLdkや自室から離れた場所にあるトイレ。冬は寒く、夏はモアッとした暑さで、トイレに行くのがおっくうになりがちです。しかし、内窓を取り付けることで断熱性能が向上し、夏の暑さ、冬の寒さを軽減することができます。

窓1カ所あたりの補助額

内窓リフォーム【サイズ:小(S)〈0.2平方メートル以上、1.6平方メートル未満〉、性能区分:S(1.5Uw※以下)】の場合

28,000円が支給されます。

洗面脱衣室・浴室

窓の断熱リフォーム メリット

家庭内の死亡事故の原因の一つである、ヒートショックの抑制効果があります。ヒートショックは、冬場に暖かい部屋から寒い洗面脱衣室や浴室に移動することで急激に血圧上昇し、心筋梗塞や脳梗塞などの発作を引き起こすことを言います。洗面脱衣室や浴室の窓に内窓を設けて断熱リフォームを行い、室内の温度差を解消することでヒートショックを防ぐことができます。

窓1カ所あたりの補助額

内窓リフォーム【サイズ:小(S)〈0.2平方メートル以上、1.6平方メートル未満〉、性能区分:S(1.5Uw※以下)】の場合

28,000円が支給されます。

キッチン

窓以外にもキッチンの勝手口も開口部なので熱の出入りが多い場所になります。
キッチンのリフォームをする際に勝手口がある家の場合、勝手口のドアを断熱性能高いものに交換する断熱リフォームがおすすめです。

勝手口の断熱リフォーム メリット

夏の暑さを軽減してくれ、冬場は特に足元の寒さを軽減してくれるので底冷えしません。キッチンはダイニングやリビングと繋がっている場合が多く、冷暖房を使用する際には光熱費の節約にもつながります。また、キッチンに窓がある場合は、窓も一緒に断熱リフォームするとより断熱効果を高めることができます。

ドア1カ所あたりの補助額

カバー工法【サイズ:小(S)〈1.0平方メートル以上、1.6平方メートル未満〉、性能区分:S(1.5Ud※以下)】の場合

74,000円が支給されます。

※ 国立研究開発法人建築研究所が公表する「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)」の「2.エネルギー消費性能の算定方法 2.1 算定方法 第三章 暖冷房負荷と外皮性能第三節 熱貫流率及び線熱貫流率 5.部位の熱貫流率 5.2開口部 5.2.4大部分が透明材料で構成されている開口部(窓等)又は大部分が不透明材料で構成されている開口部

数字で見る「リフォーム市場」

リフォーム実施者が多い年代やリフォームを行う割合が高い築年数など、国土交通省でも情報が開示されています。

年齢構成人口ピラミッド築年数リフォームの部位

住宅の断熱改修に関連する補助金について

家庭向けの断熱改修に関する補助金にはいくつか種類があり、広島県内で活用できる補助金は次のとおりです。

断熱リフォーム補助金ガイド令和7年度版 (PDFファイル)(1.2MB)
※ 県民の方(施主様など)へご案内する際に、ご活用ください。
※作成時(令和7年4月時点)の情報をまとめています。

令和7年度(2025年度)補助金事業一覧

※ 各事業・補助金内容の詳細・条件は、「HPのURL」より確認してください。

子育てグリーン住宅支援事業

【発行元】
国土交通省

【補助内容(対象設備等)の概要】
エコホーム支援事業者とのリフォーム工事(開口部の断熱改修、外壁、屋根・天井又は床の断熱改修、エコ住宅設備の設置など)をする場合、リフォーム箇所に応じた補助を行う。

【補助金額(補助率、補助上限額)】
 〇補助対象工事
必須工事:(1)開口部の断熱改修/(2)躯体の断熱改修/(3)エコ住宅設備の設置
任意工事:(4)子育て対応改修/(5)防災性工場研修/(6)バリアフリー改修/(7)空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置/(8)リフォーム瑕疵保険等への加入
 〇補助額
(1)~(3)すべての工事を実施上限60万円/戸
(1)~(3)のうち、2つの工事を実施   上限40万円/戸
 
【HPのURL】

先進的窓リノベ2025事業

【発行元】
環境省

【補助内容(対象設備等)の概要】
窓の断熱改修(ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換)
本事業は、補助対象期間内に既存住宅の住宅所有者等が、本事業の登録事業者である「窓リノベ事業者」と契約し、窓(ガラス)を交換(断熱改修)するリフォーム工事が対象。

【補助金額(補助率、補助上限額)】
工事内容に応じて定める額。上限200万円/戸(一戸あたり5万円以上の工事から申請可能)

【HPのURL】

既存住宅の断熱リフォーム支援事業(R7年度は受付終了)

【発行元】
環境省

【補助内容(対象設備等)の概要】
・住まい全体での断熱改修(断熱材、窓、ガラス、玄関ドア)
・居間の断熱改修(窓)

【補助金額(補助率、補助上限額)】
補助率…補助対象経費の1/3以内
<戸建て住宅>
上限120万円(玄関ドア5万円含む)※次の設備は追加補助あり
蓄電システム、蓄熱設備、熱交換型換気設備等、Ev充電設備
<集合住宅>
上限15万円/戸(玄関ドアも改修する場合は20万円/戸)※次の設備は追加補助あり
LED照明(共用部)、熱交換型換気設備等

【HPのURL】

令和7年度長期優良住宅化リフォーム推進事業

【発行元】
国土交通省

【補助内容(対象設備等)の概要】
⻑期優良住宅化(性能向上)改修

【補助金額(補助率、補助上限額)】
リフォーム後の住宅性能が、
(1)認定基準には満たないが一定の性能確保が見込まれる場合
上限80万円/戸
(2)長期優良住宅の認定を受ける場合
上限160万円/戸
※三世代同居対応改修工事をする場合、若者・子育て世帯、既存住宅を購入する場合のいずれかの条件を満たすときは50万円を上限に加算

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