外国産カブトムシ・クワガタムシ
<特定外来生物>
外国産カブトムシ・クワガタムシ
問題点
外国産のカブトムシやクワガタムシを逃がしたり,捨てたりすると日本にもともと生息していたカブトムシやクワガタムシが絶滅してしまうことが心配されています。
外国産のカブトムシやクワガタムシが野外に放たれてしまった場合,3つの問題が指摘されています。(環境省)
1.日本のカブトムシやクワガタムシの食べ物や棲みかを奪い取ってしまいます。
2.日本のカブトムシやクワガタムシとの間に雑種の子どもが生まれ,遺伝的な多様性が失われます。
3.からだに寄生しているダニなどによって,病気を広げ,日本産の種類が死んでしまう恐れがあります。
外国産のカブトムシ
ヘラクレスオオカブト |
アクタエオンゾウカブトムシ |
外国産のクワガタムシ
パラワンオオヒラタクワガタ |
マレーオオヒラタクワガタ |
グランディスオオクワガタ |
ニジイロクワガタ |
ギラファノコギリクワガタ |
※ヒラタクワガタやオオクワガタの仲間は日本産の種と交雑する可能性があります。
詳しくは環境省のホームページへ http://www.env.go.jp/nature/intro/
目撃したら情報をお寄せください
外国産の昆虫を放置しておくと在来種を駆逐したり,交雑したりするため、早急な防除対策が必要です。
外国産のカブトムシやクワガタムシの生息状況を知るためには皆さんの目撃情報がたいへん役に立ちます。
分布状況を把握するため、調査にご協力ください(誤認防止のため,できれば写真を添付してください。)。
皆様からお寄せいただいた情報は、取りまとめてホームページ上で公開するほか、広島県の自然を外来生物から守るための取り組みに活用させていただきます。
※生き物を見つけに野外に出かけるときはケガのないように気を付けましょう。