令和6年度グアナファト州医師受入を実施しました
印刷用ページを表示する掲載日2024年7月31日
広島県とグアナファト州は、平成26年度に友好提携を締結し、様々な分野で相互に連携を図ってきたところです。
令和6年3月に、協力分野に新たに「医療」が加わったことを踏まえ、医師2名を広島へ受け入れ、日本における患者対応や医療制度等について学ぶとともに、それぞれの保健医療制度について意見交換を行う場を設けました。
研修日程
令和6年7月18日(木曜日)~7月31日(水曜日)
詳細日程
日付 | 内容 |
---|---|
7月17日(水曜日) | 医師2名がメキシコ合衆国グアナファト州から来日(広島空港着) |
7月18日(木曜日) | オリエンテーション(全体スケジュール、滞在中の注意事項等について説明) |
7月19日(金曜日) | [講義] 広島の原爆被爆者における放射線の身体的・心理的影響 ・広島大学名誉教授 鎌田 七男 [視察] 平和記念公園・平和記念資料館 |
7月22日(月曜日) | [講義] 災害公衆衛生 ・広島大学大学院医系科学研究科 公衆衛生学・教授 久保 達彦 [講義] 日本の超高齢社会と労働衛生:職場における転倒予防と体力測定 ・産業医科大学 産業生態科学研究所・准教授 石丸知宏 [講義] 栄養管理 ・広島大学大学院医系科学研究科 公衆衛生学・准教授 田原 優 |
7月23日(火曜日) | [講義] 日本の医療教育制度 ・広島大学医学部附属医学教育センター・センター長・教授 蓮沼 直子 [講義] 社会保障制度 ・産業医科大学医学部公衆衛生学教室・教授 産業保健データサイエンスセンター・センター長 松田 晋哉 [講義] 迫り来る放射能災害への備え -ヒロシマとフクシマから学ぶ教訓 ・広島大学原爆放射線医科学研究所・教授 放射線災害医療総合支援センター・センター長 廣橋 伸之 |
7月24日(水曜日) | [講義] 公的保険の補完としての民間保険 ・プルデンシャル生命保険 エグゼクティブプランナー・ファイナンシャルプランナー 大藪 英基 [講義] 職場環境とメンタルヘルス ・労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター・センター長代理 吉川 徹 |
7月25日(木曜日) | 広島大学 田中副学長 表敬訪問 |
7月26日(金曜日) | [視察] マツダ株式会社 ・従業員の健康管理、健康診断について ・マツダミュージアム見学 |
7月29日(月曜日) | [視察] 県立広島病院 ・診療現場の視察、NICU・小児科等の視察など [視察]広島大学病院 ・がん化学療法科、小児科等の視察など |
7月30日(火曜日) | [視察] 広島平和クリニック、北広島町雄鹿原診療所 |
7月31日(水曜日) |
[視察] 特別養護老人ホーム 光清苑 知事 表敬訪問 |
8月1日(木曜日) | 医師2名がメキシコ合衆国グアナファト州へ帰国(広島空港発) |
※講師名は敬称略。
受入医師
メキシコ合衆国グアナファト州の医師2名
- レオン小児専門病院 院長 ドゥルセ・マリア・カシージャス・ガルシア 医師
- グアナファト州保健局 企画部長 フアン・フランシスコ・パーラ・バルガス 医師
知事表敬訪問
令和6年7月31日には、研修のコーディネートを行っていただいた広島大学大学院 公衆衛生学 久保達彦教授とともに知事を表敬訪問し、研修の報告を行いました。