クサウラベニタケの摂食に注意!!
印刷用ページを表示する掲載日2020年9月11日
全国的に「クサウラベニタケ」による食中毒が相次いで発生しています。
「クサウラベニタケ」は日本に広く分布している毒キノコで,夏から秋にかけて,広葉樹の地上に発生します。
食用のキノコと確実に判断できないキノコは,絶対に食べないでください。
キノコによる食中毒予防四原則『食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない!』を守りましょう。
【広島県内での発生状況】
平成27年9月 三次市内で採取した「クサウラベニタケ」を調理して食べた家族4名が,嘔吐や下痢などの食中毒症状を発症
クサウラベニタケ
(写真:厚生労働省ホームページより)
(写真:広島県で採取されたもの)
特徴
- 発生時期 : 夏~秋
- 発生場所 : 広葉樹の地上に発生する
症状
嘔吐,下痢,腹痛や発汗などの症状を起こす
間違えやすいキノコ
ウラベニホテイシメジ,ホンシメジ,ハタケシメジ
<参考> クサウラベニタケに関するリスクプロファイル(厚生労働省ホームページ)
誤って毒キノコを食べてしまったら
- キノコを食べて異常を感じたときは,すぐに医療機関で診察を受けてください。
- 食べ残しのキノコを持参すると,治療の参考になります。
<参考> 毒キノコによる食中毒にご注意を!