ニガクリタケの摂食に注意!!
印刷用ページを表示する掲載日2020年9月11日
「ニガクリタケ」は,広島県内にも広く分布しており,広葉樹や針葉樹の切り株などに,ほぼ一年中群生しています。
非常に毒性が強く,場合によっては死に至ることもあります。
食用のキノコと確実に判断できないキノコは,絶対に食べないでください。
キノコによる食中毒予防四原則『食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない!』を守りましょう。
ニガクリタケ
ニガクリタケは傘がレモン色から茶色である
(写真:厚生労働省ホームページより)
特徴
- 発生時期:通年
- 発生場所:広葉樹及び針葉樹の枯れ木や倒木などに束生~群生する
症状
食後3時間程度で強い腹痛,激しい嘔吐,下痢,悪寒などの症状が現れ,重症化(脱水症状,アシドーシス,痙攣,ショックなど)する場合もある。
間違えやすいキノコ
ナメコ,クリタケ,ナラタケ,ナラタケモドキ
<参考> ニガクリタケのリスクプロファイル(厚生労働省ホームページ)
誤って毒キノコを食べてしまったら
- キノコを食べて異常を感じたときは,すぐに医療機関で診察を受けてください。
- 食べ残しのキノコを持参すると,治療の参考になります。
<参考> 毒キノコによる食中毒にご注意を!