オオシロカラカサタケの摂食に注意!!
印刷用ページを表示する掲載日2020年9月11日
「オオシロカラカサタケ」はハラタケ科の毒キノコで,広島県内に広く生息しています。
毒キノコは山の中だけでなく,身近なところにも自生していますので,食用のキノコと確実に判断できないキノコは,絶対に食べないでください。
キノコによる食中毒予防四原則『食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない!』を守りましょう。
【広島県内での発生状況】
平成21年7月 広島市内の河川敷などで採取した「オオシロカラカサタケ」を食べ,嘔吐や下痢などの食中毒症状を発症
オオシロカラカサタケ
(提供:広島市健康福祉局保健部食品保健課)
傘は初めは円形で後には生長して平らに開き,ひだの並び方は密。はじめは白色で成熟したものはひだの中が暗緑色になる。
特徴
- 発生時期:春~秋
- 発生場所:公園や学校の芝生,ビニールハウス内などに発生する
症状
嘔吐,下痢,腹痛などの症状を起こす
誤って毒キノコを食べてしまったら
- キノコを食べて異常を感じたときは,すぐに医療機関で診察を受けてください。
- 食べ残しのキノコを持参すると,治療の参考になります。
<参考> 毒キノコによる食中毒にご注意を!