ツキヨタケの摂食に注意!!
印刷用ページを表示する掲載日2020年9月11日
全国的に「ツキヨタケ」による食中毒が相次いで発生しています。
この「ツキヨタケ」は,広島県内にも広く分布しており,夏から秋にかけて,ブナなどに重なりあって発生します。
食用のキノコと確実に判断できないキノコは,絶対に食べないでください。
キノコによる食中毒予防四原則『食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない!』を守りましょう。
【広島県内での発生状況】
平成28年10月 庄原市の山林で採取された「ツキヨタケ」を調理して食べ,嘔吐や下痢などの食中毒症状を発症
ツキヨタケ
(写真:厚生労働省ホームページより)
特徴
- 発生時期:夏~秋(特に秋)
- 発生場所:ブナやイタヤカエデなどに重なり合って発生する
症状
食後30分~1時間程で嘔吐,下痢,腹痛などの症状が現れ,幻覚,痙攣を伴う場合もある
間違えやすいキノコ
ヒラタケ,ムキタケ,シイタケ
<参考>ツキヨタケに関するリスクプロファイル(厚生労働省ホームページ)
誤って毒キノコを食べてしまったら
- キノコを食べて異常を感じたときは,すぐに医療機関で診察を受けてください。
- 食べ残しのキノコを持参すると,治療の参考になります。
<参考> 毒キノコによる食中毒にご注意を!