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仕事と介護の両立できる職場環境を目指して

印刷用ページを表示する掲載日2024年7月3日
家族の介護を抱えている労働者が仕事と介護を両立できる職場環境の実現を目指して,企業における仕事と介護の両立の促進に向けた機運の醸成を図っています。

現状と課題

高齢者人口の増加とともに,広島県の介護保険制度上の要支援・要介護認定者数は増加しており(平成12年度末~74,188人,平成25年度末~149,947人),今後もその傾向が続くことが見込まれています。
介護者の多くは,働き盛り世代で,企業の中核を担う労働者であることが多く,介護離職は,企業にとっては深刻な人材損失につながり,また,労働者にとっては収入の途絶やキャリアの断絶など生活環境に大きく影響を及ぼします。
このため,広島県では,企業における仕事と介護の両立の促進に向けた機運の醸成を図っています。

「広島県仕事と家庭の両立支援企業登録制度」に「仕事と介護の両立支援の取組」が登録できるようになりました!(平成27年4月1日~)

◎広島県仕事と家庭の両立支援企業登録制度
〇県では,「仕事と家庭の両立」支援に取り組むことを宣言する企業等を,県が登録して支援するとともに,企業等の取組内容を県内外に広く紹介することなどにより,企業等の次世代育成支援対策及び仕事と生活の調和の推進と,社会的機運の醸成を図っています。
〇今回,仕事と子育ての両立や,地域における子育て等を支援する取組に加えて,「仕事と介護の両立支援の取組」を行う場合は,その取組を登録できることとしました。

「仕事と介護の両立支援の取組」の登録によるメリット

〇取組内容を県のホームページで紹介します。
 仕事と「介護」も含めた家庭とを両立でき,介護の問題を抱える中高年世代が働きやすい企業であることをPRでき,企業のイメージアップや優秀な人材の確保が期待できます。
〇仕事と家庭の両立支援資金(労働支援融資)が利用できます。
 平成27年度から,仕事と介護の両立支援に取り組む中小企業にも対象を拡大しました。
(仕事と介護の両立支援を推進するための資金や,労働者が介護休業を取得した又は取得予定がある場合の事業活動全般に必要な運転・設備資金の融資を低利で受けることができます。【融資限度額:7,000万円】)

広島県仕事と家庭の両立支援企業登録制度

仕事と介護の両立に関するリンク


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