死亡牛の牛海綿状脳症(BSE)検査について
1) 死亡牛のBSE検査体制について
有効な飼料規制及び自国内で生まれた牛のBSE発生状況などの結果から,日本は平成25年5月に国際獣疫機構(OIE)総会で「無視できるリスク」の国に認定されました。
参考:我が国のBSEステータス認定について(農林水産省ホームページ)
国内のBSE検査などの対応は,次のとおりです。
- BSE対策の有効性の検証と有病率を把握するため,48か月齢以上の死亡牛(48か月齢以上96か月齢未満の通常の死亡牛を除く)のBSE検査を実施します。BSE検査対象(平成31年4月以降) (その他のファイル)(38KB)
- 死亡牛のBSE検査結果は,陽性となった場合にのみ生産者へ通知します。
- 牛などへの肉骨粉の給与は,飼料安全法に基づき禁止されています。
2) これまでの検査結果
検査年度 |
検査頭数 |
検査結果 |
|
---|---|---|---|
陽性 |
陰性 |
||
平成15年度合計 |
868頭 |
0頭 |
868頭 |
平成16年度合計 |
899頭 |
0頭 |
899頭 |
平成17年度合計 |
732頭 |
0頭 |
732頭 |
平成18年度合計 |
780頭 |
0頭 |
780頭 |
平成19年度合計 |
694頭 |
0頭 |
694頭 |
平成20年度合計 |
659頭 |
0頭 |
659頭 |
平成21年度合計 |
711頭 |
0頭 |
711頭 |
平成22年度合計 |
684頭 |
0頭 |
684頭 |
平成23年度合計 |
691頭 |
0頭 |
691頭 |
平成24年度合計 |
635頭 |
0頭 |
635頭 |
平成25年度合計 |
616頭 |
0頭 |
616頭 |
平成26年度合計 |
632頭 |
0頭 |
632頭 |
平成27年度合計 |
337頭 |
0頭 |
337頭 |
平成28年度合計 |
440頭 |
0頭 |
440頭 |
平成29年度合計 |
422頭 |
0頭 |
422頭 |
平成30年度合計 |
456頭 |
0頭 |
456頭 |
平成31(令和元)年度合計 |
141頭 |
0頭 |
141頭 |
令和2年度合計 |
157頭 |
0頭 |
157頭 |
令和3年度合計 |
127頭 |
0頭 |
127頭 |
※平成15年度の検査期間は平成15年5月12日から平成16年3月31日まで。
※検査対象 平成15年度から平成27年度 : 24か月齢以上の死亡牛
平成27年度から平成30年度 : 48か月齢以上の死亡牛
3) 令和3年度検査結果(月報)
検査月 |
検査頭数 |
検査結果 |
|
---|---|---|---|
陽性 |
陰性 |
||
4月 |
5頭 |
0頭 |
5頭 |
5月 |
7頭 |
0頭 |
7頭 |
6月 |
8頭 |
0頭 |
8頭 |
7月 |
14頭 |
0頭 |
14頭 |
8月 |
16頭 |
0頭 |
16頭 |
9月 |
10頭 |
0頭 |
10頭 |
10月 |
8頭 |
0頭 |
8頭 |
11月 |
20頭 |
0頭 |
20頭 |
12月 |
14頭 |
0頭 |
14頭 |
1月 |
8頭 |
0頭 |
8頭 |
2月 |
7頭 |
0頭 |
7頭 |
3月 |
10頭 |
0頭 |
10頭 |
累計 |
127頭 |
0頭 |
127頭 |
- 死亡牛とは病気などで死亡した牛であり,検査後に焼却処分されるため,食用として市場に流通することはありません。
- 検査機関:西部畜産事務所・西部家畜保健衛生所